2007年日本シリーズにおける完全試合目前の継投(2007ねんにほんシリーズにおけるかんぜんじあいもくぜんのけいとう)では2007年の日本シリーズ第5戦において、中日ドラゴンズの落合博満監督、森繁和バッテリーチーフコーチ[2]が完全試合目前だった山井大介を岩瀬仁紀へ継投させた出来事について記述する。 この項目における人物の肩書きは特記ない場合、いずれもこの試合が行われた当時のものとする。 第4戦までで中日は北海道日本ハムファイターズに3勝1敗とし、日本一に王手をかけていた。第5試合は11月1日、ナゴヤドームで行われた。中日の先発投手は3週間以上間隔を置いていた山井、北海道日本ハムの先発投手は第1戦に勝利し中4日登板となるダルビッシュ有であった。 中日は2回に平田良介が犠飛で1点を先制しその後は追加点を奪えなかったが、山井は北海道日本ハム打線を相手に8回まで一人の走者も許さない投球で、196