「本を禁止する行為に対し、私たちは反対すべきだ」という異例の呼びかけ。南部フロリダ州の公立学校で、ある詩が閲覧制限の対象になったことを受けてアメリカ・ホワイトハウスが行ったものだ。
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2023年9月19日(火)、米国図書館協会(ALA)は、2023年1月から8月までの全米の学校図書館、公共図書館、学術図書館等における検閲の動きに関するデータをまとめ、暫定データとして公開した。 ALAは、閲覧制限の申立て(book challenge)があったタイトル数は、ALAが統計を開始して以降、最多であった2022年の同時期のデータと比べて20%増加しているとし、また、全体に占める公共図書館における申立ての割合が、2022年の同期間では16%であったのに対し、2023年は49%に増加していると述べた。そして、これらの申し立ての対象となった本の多くが、有色人種あるいはLGBTQIA+コミュニティに属する作家によって書かれた本、あるいはそれらの人々を描いた本であると報告している。特にアイオワ州では、2023年7月から、学校において年齢ごとにふさわしい本を定義する州法が施行されており、こ
2023年9月25日、米・カリフォルニア州において、学校における禁書と教科書の検閲を禁止する法律が成立しました。 学校における禁書と教科書の検閲を禁止する同州議会法案(AB1078)に州知事が署名し、承認されたものです。 同法案は、学区において教育委員会が基準に沿った十分な教材を意図的に生徒に提供しないことを選択した場合に、直接介入したり財政的ペナルティを課すことができる等の権限を州教育長に与えています。また、教材や図書館の書籍について、教育委員会による禁書を禁じています。 California Bans Book Bans and Textbook Censorship in Schools(Office of Govornor, 2023/9/25) https://www.gov.ca.gov/2023/09/25/california-bans-book-bans-and-text
2023年9月14日、米国図書館協会(ALA)理事会が、シカゴ地域の公共図書館に対する脅迫を非難する声明を発表しました。 声明は、最近のシカゴ地域の公共図書館に対する爆破予告を含む、全米の図書館で増加している暴力、暴力の脅し、その他の脅迫行為を激しく非難するとしています。そして、読む自由は憲法で保護された権利であり、何を読むかは読者本人に、子どもの場合はその保護者に委ねられるべきであるとしています。 シカゴの地元紙等によると、同日にシカゴ市の公共図書館とイリノイ州の他の図書館が爆破予告を受け、シカゴ公共図書館全館を含む多くの図書館が閉鎖されました。爆破予告は、全米で広がりを見せる禁書を巡る衝突の一環であるとされています。 ALA condemns threats of violence to Chicago-area libraries(ALA, 2023/9/14) https://ww
2023年8月24日付けで、School Library Journal(SLJ)誌(オンライン)に、閲覧制限の申立て(book challenge)が学校司書に及ぼす影響に関する記事“Book Challenges Are Having a Chilling Effect on School Librarians Nationwide”が掲載されました。 SLJの調査報告書“2023 Controversial Books Survey:2022-2023 Data Comparisons”に基づく内容で、全米における閲覧制限の異議申立ての急増は学校司書を萎縮させており、申立ての内容を理由に書籍の購入を避けたり、蔵書から撤去したりする傾向が高まっているとしています。 記事によると、回答した図書館員の37%が閲覧制限の異議申立てが図書館による図書購入の決定に影響を与えたと回答しており、20
例の件に関して、当事者でもなければ長崎の生まれでも広島の生まれでもない人間がどうこう、という書き込みを目にして、少し自覚したのでどうしても言わねばならないことを言う。 俺は長崎の生まれで被爆三世で当事者たちから直接話を聞かされて育ったから言う。 俺程度がおこがましいという気持ちはあるけれど、当事者はほとんど残っていないから俺が言う。 長崎ではガキどもは原爆の話を聞かされて育つ。クーラーどころか扇風機もない真夏の小学校の体育館に一時間近くも寿司詰めにされて、原爆の話を聞かされた。俺はとにかくそれが辛かった。 話をする年寄りはもっと辛かったと思うが、小学生のガキにはそんな想像ができるはずもないし、俺だってずいぶん聞かされた話をほとんど忘れてしまった。思い出せるのは精々ひとつかふたつだ。 もうひとう、この時期になると廊下にはずらりと、他所の地域ならPTAが発狂するようなグロ画像が堂々と貼り出され
「いまの風潮が進めば、新聞社が報道の使命をはたせなくなってしまう」 そう危機感を募らせるのは、朝日新聞の青木美希氏だ。 【写真】金平茂紀氏らが参加「新聞労連」シンポ 特報部の記者として、福島原発事故後に手抜き除染問題をスクープするなど「新聞協会賞」を3度、受賞。2018年に出版した『地図から消される街』(講談社)では、復興途中の福島の被災者を取材し、大手メディアが伝えない“不都合な真実”に迫った。 「学生時代からエネルギー問題を調べてきました。そこに、福島原発事故が起きました。被災地では復興政策が進められていますが、本当に被災者のほうを向いた政策なのか、疑問を持ちました。それで、福島の方々に会いに行き、被災地で起きている事実を執筆したのが『地図から消される街』でした」 被災者の声を丁寧に救い上げた本は「貧困ジャーナリズム大賞」を受賞し、話題を呼んだ。 その後、青木氏は記者職から異動したが、
LAブックフェアで登壇した作家のジョージ・M・ジョンソン氏(右)とアンジー・トーマス氏(左から2人目)(撮影/長野美穂) 米国では近年、全米の図書館から特定の書籍を排除する動きが広がっている。標的は「LGBTQ」「黒人」「性自認」などをテーマにした書籍だ。なぜ、米国の教育現場で「禁書」を求める動きが活発化しているのか。AERA 2023年6月12日号の記事を紹介する。 * * * 全書籍で見ると、全米図書館協会のデータでは22年に全米の図書館に合計1269件の「禁書要請」が提出されたことが報告されている。これは前年の2倍近い数だ。ちなみに、禁書要請最多の書籍は『ジェンダー・クィア』という題の、イラスト形式で描かれた回想録だ。 なぜ近年急に、こんなにも「禁書」を求める動きが活発化しているのか? 「ごく少数の保護者たちが『自由を求める母親の会』などのグループを結成し、LGBTQや黒人や有色
2023年6月22日、米国図書館協会(ALA)が、検閲との戦いを支援するために100万ドルを分配することを発表しました。 全米で検閲の問題が増大し、人々が読む権利を守るためにより多くのリソースを求める中で、知的自由のイニシアチブを支援・拡大するために資金を分配するとしています。資金は慈善活動団体Solidarity Givingから提供されるとあります。ALAはこの資金により、全米の協会員、図書館職員、図書館、そして図書館が奉仕するコミュニティを支援するための取組を大きく後押ししていくとしています。 ALAでは、知的自由部(OIF)の人員を倍増し検閲に対するOIFの取組を推進していくほか、法律専門家や図書館専門家が検閲への対応に必要な専門知識を得るためのプログラムの拡大や既存のリソースと新しい教育イニシアチブの支援等にも資金が充てられるとあります。 これらのALAの取組は今夏に開始される予
アメリカ各地で広がっている、ある読書会。 子どもたちに多様性への理解を深めてもらいたい。そんな思いから始まりました。 しかし今、こうした読書会が爆破予告や反対デモで、中止に追い込まれる事態が相次いでいるといいます。 いったい何が起きているのか?現場を取材しました。 (ワシントン支局記者 根本幸太郎) 何者かによる爆破予告 「安全確認後に再開しますが、今は車に戻りましょう!」 読書会の主催者がこう呼びかけると、その場にいた、子どもや親たちは、急いで避難を始めました。 今年(2023年)3月に行われた、子どもたちに多様性への理解を深めてもらおうと開かれた読書会に、何者かによって爆破予告が寄せられたのです。 その後、安全が確認されて読書会は無事開かれましたが、参加者の中には、突然の出来事に、困惑した表情を浮かべたままの人もいました。 主催者は、こうした現状について、次のように漏らしました。 読み
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