猿の頬に似ていることから「サルボウ」の名がついたと言われています。また、小さい時期にアマモ場で生活することから「藻貝(モガイ)」と呼ばれるようになったようです。岡山の郷土料理の一つ、ばら寿司に欠かせない食材の一つであるほか、岡山では、正月に食べる雑煮にも入れられます。貝類の多くは「ヘモシアニン」という色素が含まれていますが、モガイに含まれる色素は人間と同じ「ヘモグロビン」のため、調理の際に赤い汁が出ることがあります。が、おいしさ、品質には問題ありません。
スミソニアン博物館が2015年1月に4万を超えるアジアコレクションをオンラインに公開するとのことです。大半は未公開の資料で、非商業利用ならば高精細画像を著作権フリーで利用できるということ。 このプロジェクトはオバマ大統領が推進しているオープンアクセスの一環ですすめられ、昨年だけで6000スタッフ/時間、10テラバイト以上のデータとなったそう。 また、スミソニアンは秋にデジタル化を含めた取り組みのために15億ドルを調達するキャンペーンも開始、過去3年で10億ドルを調達しました。 Freer and Sackler Galleries to Release Complete Digitized Collection Jan. 1, 2015 (松永しのぶ) - 情報クリップ ミュージアム
田川市美術館と図書館 一体で指定管理へ [福岡県] 2014年12月17日(最終更新 2014年12月17日 00時23分) 田川市美術館協議会(片岡覚会長)が16日開かれ、隣接している市美術館と市立図書館を一体で運営する指定管理者制度を設けることを了承した。早ければ来年10月にも導入予定で、市は「市民ニーズに沿った事業展開と専門的な取り組みを両立し、身近で楽しい施設を目指す」としている。 市の案では来年4、5月に指定管理者を公募。プロポーザル方式で提案内容が優れている業者を選ぶ。公募の要件として、出前授業や出張ワークショップの実施▽山本作兵衛の炭鉱記録画を所蔵する市石炭・歴史博物館との連携▽地元作家の育成▽企画展開催中の開館時間延長▽美術館の企画展「英展」「田川のこどもたちによる絵画展」の継続-などを設ける予定。運営費や施設管理費などの年間予算は維持し、現在勤務している学芸員や司書の雇用
またえらく間が空いてしまった。 河野有理 編『近代日本政治思想史 荻生徂徠から網野善彦まで』(ナカニシヤ出版) http://www.nakanishiya.co.jp/book/b183302.html をようやく読了。途中、風邪引いたり色々調子崩したりしながら読んでたので、時間がかかってしまった。 出版社のサイトにもPDFが掲載されている「はじめに」 http://www.nakanishiya.co.jp/files/tachiyomi/9784779508783hajimeni.pdf には、「初学者にむけて、この分野の持つ裾野の広がりと、現在における研究の大まかな到達点を示す」という「狙い」が書かれているのだけど、正直「初学者」レベルたっけーな、おい、という気分になるところもちらほら。とはいえ、これからこの分野に挑戦しようとする人に対して、変にハードル下げない、というのは、学生向
こんにちは!逍遥館です。 今回は、2014年10月発行のLibrary Newsletterに掲載した特集記事「日本文学の旅in米国」のExtended Version(完全版)をご紹介します。登場人物は、人間・環境学研究科博士課程3回生の澤西祐典さん。今年の3月から4月の1か月間、「ジョン万プログラム」*1で、アメリカのプリンストン大学に留学されていました。澤西さんの研究テーマは、「日本近代文学・芥川龍之介の海外文学受容」。1か月という短い期間にもかかわらず、日本近代文学と外国の関わりについて、様々な発見があった様子でした。作家*2として、また日本近代文学研究者としての彼に、アメリカは何をもたらしたのでしょうか。 紙面では、抜粋版として掲載しましたが、インタビュー時に聞いたことは他にもいろいろあります。お伝えできなかった残りの部分を含め、3回に分けてお伝えしていきます。ご期待ください!
11月中旬、麻生太郎財務大臣を最高顧問とする超党派の議員連合「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」(通称「MANGA議連」)の設立総会が開催されました。その後衆議院が解散、総選挙となったため、実際の議連としての活動は選挙後となります。 MANGA議連の目的はマンガ、アニメ、ゲームの振興、アーカイブ施設による蓄積、就労環境の改善、海賊版対策など多岐にわたり、業界側からは特にアーカイブ施設とアニメーターの就労環境改善について情報や要望を議連に提供・提案していきます。 日本漫画家協会理事として設立総会に出席した赤松健先生に、MANGA議連についてうかがってきました。 「インタビューはこの格好するんですよね」と自らろくろを回すポーズの赤松健先生 ―― 赤松先生が関わるようになったきっかけは? 赤松 議連の結成にあたって、関係者の方から協力を打診されました。同時にこれまで表現規制反対派として活躍
ジュンク堂書店の店頭で行われているトークセッションやイベントなどを配信するポッドキャスト(ベータ版)です。 *予告なく終了する場合がありますのでご了承下さい。 iTunes Storeでも公開されました!iTunesをご利用の方は、このページから iTunes - Podcast - ジュンク堂書店「ジュンク堂書店Podcast」 「iTunesで見る」をクリックし、「無料購読」をクリックすると登録できます。 送料無料、最短当日出荷の丸善&ジュンク堂ネットストア もぜひご利用下さい ※このトークセッションの配信は終了しました。 2014/12/8収録 吉見 俊哉(東京大学大学院情報学環教授) 福井 健策(弁護士) 東京オリンピックを控え、日本から世界に情報発信するための「知のインフラ」をどう構築していくか? 2014年11月14日発売の『アーカイブ立国宣言 日本の文化資源を活かすために必要
クリーク・アンド・リバー社は12月19日、作家・宮部みゆきさんのベストセラー小説『模倣犯』の英語版を配信開始した。 これは国内作家の作品を世界に向けて翻訳・配信するプロジェクト「Japan Authors’ Gallery KAORI」の第1弾。英語版のタイトルは『Puppet Master vol.1』で、表紙絵はニューヨークで芸術家として活躍している村尾亘さんによる描き下ろし。翻訳者はGinny Tapley Takemoriさん。 刊行は全5巻で、最終刊は2016年2月の配信を予定。取り扱いはAmazon Kindleストア、iBooks Storeをメインに、今後配信プラットホームを増やしていくとしている。 さらに今後は、SFマンガ『コブラ』(寺沢武一)をはじめ、さまざまななジャンルのマンガ10タイトルを順次配信。
1.3 RDAの適用に向けての取組み事例 RDAの現状と今後をテーマとした会議が、2014年IFLA大会のサテライト・ミーティングとしてドイツ国立図書館で開催された(32)。その報告の中から各国の取組みを紹介する。 (1)ドイツ語圏 ドイツ、オーストリアおよびスイスの3か国の国立図書館、図書館ネットワーク、公共図書館および関連機関等によるRDAの適用を目的とした連携プロジェクトが実施され、2012年から2015年にかけ、次の6つのタスク(①方針決定と文書作成②目録作業のテスト③統一典拠レコード(GND)へのRDA適用④システムの実装⑤研修の準備と実施⑥データ移行)が進められている。 ただし、多言語国家であるスイスの国立図書館では、ドイツ語以外の言語におけるRDAの適用も検討する必要がある。国際的なデータの相互運用性を確保するため、こうした連携プロジェクトに取り組む一方で、国内の多言語対
カテゴリー:青空文庫 | 投稿者:AOZORA TPP問題Author: AOZORA TPP問題 About: TPPによる著作権保護期間延長問題について、耕作員・利用者のみなさまのご意見を紹介します。See Authors Posts (5) | 投稿日:2014年12月27日 | 執筆者:藤田稔 私は、青空文庫の工作員もしておりますが、今回は実名で発言をさせていただきます。 青空文庫では、著作権の保護期間の延長に反対しており、私も延長には基本的に反対です。しかしながら、TPPの交渉結果では、延長される可能性も高いものと思います。そこで、青空文庫の趣旨を生かし発展させる為に、より現実的で広範な支持を集めやすい提言を行うことを提唱いたします。 私は、週刊金曜日の2014年11月21日号の投書欄に次の提言を発表しました。 (出版社に配慮して、雑誌の公刊後、1か月は重ねての発言を控えておりま
早いものでもう12月31日。東京図書館制覇!も、記事にしようと思っていながら書き上げていないものを多数残しながら、2015年を迎えることになりそうです。そんななか、先日図書館専門誌ではない雑誌の図書館とは関係ない特集にレファレンスという言葉が出てきて、「レファレンスという言葉が一般的になったのかも」と思えてちょっと嬉しかったので、2014年最後の記事はその話を。 先日、週刊東洋経済の2014年2月15日号・「70歳まで働く」特集を読んでいたら、「ハローワークは宝の山 シニアのための活用指南術」(P.70)という記事の中にこんな文章があったんです。図書館へ出掛けて、ただ漠然と本を探しても、あまり成果は得られない。ところが「何々について調べたい」と司書に相談すれば、立ちどころに目的のテーマに関する資料がそろうはず。(中略) 同じ公共サービスである、ハローワーク(以下、ハロワ)もそれとよく似てい
今年の夏、地下鉄の駅の階段でベビーカーを下ろそうとしている若い母親を見かけた。左手で1、2歳の子どもの手をつなぎ、右手でベビーカーを持っていた。肩には大きな荷物がかかっている。声をかけようかと思った時、先にスーツを着た女性が近づいた。
The following profiles have been contributed to our register of national bibliographies. Each is followed by the year last updated. Andorra (2023) Australia (2012) Austria (2023) Belgium (2022) Belize (2012) Bermuda (2012) Brazil (2012) Canada (2017) China (2012) Colombia (2019) Costa Rica (2012) Croatia (2012) Cyprus (2010) Czech Republic (2023) Denmark (2019) Estonia (2010) Finland (2021) France
「大蔵経テキストデータベース」では何ができるのか、についての概略を簡潔に記しておきます。なぜこういうものを書こうと思ったのか等といった前置き的なことは後述します。 <全体向け> ・大正新脩大藏經の本文(脚注付)を心ゆくまで無料で読むことができます。文字があやしいと思ったときは1クリックで元の頁画像を見て確認することができます。 ・大蔵経(大正新脩大藏經)全体の異体字一括検索や、本文のみ、脚注のみ、著者別、訳者別、経典別、部別等の色々な絞り込み検索ができます。設定変更により、KWIC検索もできます。スペースを入れて複数語で検索するとAND検索になります。 ・関連する論文を検索でき、さらに、CiNii等でPDFが公開されているかどうかがアイコン表示されます。 ・世界各地の画像DBで公開されている各経典の一次資料デジタル画像へのリンクリストが表示されます。 ・いずれかの文字をドラッグしてから世界
なんでも書き残す愚直な“記録屋”が語った、東日本大震災で忘れがちなこと Reconstruction from Kirokuya's viewpoint #1/2 東日本大震災の「風化」が進む中、人々は震災とどう向き合っていけばいいのか? 人生の記録をこと細かく書き残してきたという佐々木敦斗氏は自身を「記録屋」と称し、記録屋の観点から震災を伝える活動を行う。メディアによる報道の多くが現地の「人」が捨象された内容となっていることに疑問を呈する同氏が、被災地で生きる人の「生の記録」を残していくことの重要性を訴えました。(TEDxUTokyo) 「どうにかするぞ」 (「どうにかするぞ」と書かれた前掛けを会場にアピールしながら登場) 「どうにかするぞ」 今日はこの前掛けをつけてしゃべります。今日はこの前掛けを家からずっと付けてきました。 (会場笑) 今日は丸ノ内線に乗ってきたのですが、これまでこれ
理由1 社会学系ブックガイドの決定版である 社会学および社会学へ影響を与えた周辺領域(哲学、歴史学、言語学、教育学、心理学、文芸批評等)の基本書をカバーした事典である。 用語や概念についての辞典はいくつもあるが、この分野の文献に焦点を合わせた事典には類書がない。 いや、正確に言えば、1998年に出たこの『社会学文献事典』の成功によって、同じ弘文堂から『精神医学文献事典』(2003)、『日本史文献事典』(2003)、『文化人類学文献事典』(2004)、『宗教学文献事典』(2007)という弟書たちが誕生した。 ブックガイドといえば、紙面の制約からせいぜい2〜3百字程度の紹介文のものが多い。あまり少ない字数だと紹介よりも惹句(おすすめ)にしかならず、その内容を伝えて読み手に判断させるところまで到達しないが、この本は違う。 事典という性質を活かして、1冊にまとめたものとしては、紹介冊数と紹介文量を
君見ずや出版 - KimiMizuya - アマゾンで商売すると評価をつけられることがあるが、今回つけられた☆1はなかなか辛辣だった。 このKindle本は買わない方が良い 浮世絵(錦絵)は初摺り約200枚は絵師立会いで摺られたようだ。ふわふわした雲や微妙なボカシも絵師の指示で摺り師は表現した。しかし、後摺りになると段々手抜きが行われ、作品の質が低下する。 世間に広く発行されている広重の大作「名所江戸百景」は大判の図書はもちろんのこと、電子書籍でもできる限り初摺の絵を掲載して、広重の絵心を伝えようとしている。 そこへ行くとこの本は同類の電子図書の中で一番高価であるにもかかわらず、かなり後からの後摺だらけで、ひどい品質だ。「駒形堂吾妻橋」の空は真っ黒だ(初摺ならばあてなしボカシの雲が浮ぶ)。「両国花火」も花火の明るい広がりが消えている。その他の絵もぼかしがなくてべた塗りだったりする。例を挙げ
ここでご紹介する植民地期日本関係資料は、日本統治期の台湾(1895~1945年)に台湾総督府図書館や台北帝国大学図書館などが所蔵し、現在の台湾の各機関が継承しているものです。日本語資料が中心ですが、コレクションによっては中国語資料や欧文資料が多く含まれる場合があります。また、多くは台湾で刊行されたものですが、日本や欧米諸国の刊行物もあります。主題は政治、経済、文学、歴史、科学技術など多岐にわたります。 近年、これらの資料の調査と目録整備が進み、資料をデジタル化して公開する機関もあります。ここでは、それらの調べ方をご紹介します。 台湾における日本関係資料の詳細については、「台湾に所在する植民地期日本関係資料の現況と課題」(『アジア情報室通報』12巻4号 2014.12)もご参照ください。 1.総合目録日文舊籍臺灣文獻聯合目錄 (国立台湾図書館)国立台湾図書館が運営する総合目録データベースです
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