津波で壊滅的な被害を受けた三陸地方の養殖ワカメの生産者を支援しようと、西日本一のワカメの産地、徳島県が検討会を開きました。 養殖ワカメの生産日本一の岩手県と2位の宮城県では、三陸沿岸を襲った大津波によって漁場などが壊滅的なダメージを受けました。 生産量第3位の徳島県では宮城県に職員を派遣し調査を行ってきましたが、「ワカメは施設費が安く、1年で収穫が出来るため漁業復興への足がかりになる」と現地から支援要請を受けたということです。 そして21日、地元の漁業関係者らを招き支援策の検討会議をスタートさせました。 「この支援が復興への第一歩だと(現地の方が)思っていると肌で実感した」(徳島県 武市修一政策監) 検討会では収穫のピークとなる来年の1月から3月に間に合わせるため、早急に種苗を送ることなどが話し合われました。 (04/21 17:48)