静岡県焼津市。マグロ、カツオ、サバなどなじみ深い魚の日本有数の水揚げを誇る地方都市だ。その焼津がいま「焼津 Designing Table」という「産官学連携」の新しい形に挑戦している。 ◆産官学連携。焼津市の新たなる挑戦 通常「産官学連携」は、大学などの研究機関が開発した技術を企業が商品やサービスに活用し、その体制を国や自治体がバックアップするという座組みが多い。1990年代以降、企業は先の見えない研究開発よりも、自社の強みに特化した事業展開や事業連携に注力するようになった。大学等研究機関は、さまざまなPR手法を駆使しながら学生を確保し、その上で企業や自治体との連携を通じて研究体制の充実を図ろうとした。そして自治体は企業の誘致に加えて、特産品のブランディングなどによる自治体の認知向上をはかり、地元を活性化しようとした。 だが「焼津 Designing Table」は一般的な「産官学連携」
飲食店の経営や設計・施工などを手掛けるスパイスワークス(港区)が10月10日、飯田橋の新施設「飯田橋サクラテラス」2階に「牡蠣(カキ)ビストロ 貝殻荘 飯田橋サクラテラス店」(千代田区富士見2、TEL 03-6261-5958)をオープンした。 「蒸しガキのウオツカフランベ ガスパチョのソース」 同社はこれまで、2010年に神楽坂にオープンした「貝殻荘」を皮切りに、「かき殻荘」「エビ殻荘」「鮭殻荘」と素材に特化したビストロ業態店を数多く展開。同店を同社ビストロ業態の「総本山」に位置付け、同店オリジナルメニューに加え、全ての店舗の食材をメニューに取り入れる。店舗面積は54.99坪。席数は92席。 主なメニューは、「蒸しガキのウオツカフランベ ガスパチョのソース」(1,490円)、「マンハッタンカキチャウダーとバケットのグラタンココット」(950円)、「蝦夷アワビのステーキ 肝のソース」(1,
けがをして左手が不自由だった3週間、毎日のように外食をした。 残念だったのは記憶がはっきりしているうちにおいしかった料理の再現にチャレンジできなかったことだ。しかし、「イイダコとアサリのトマト煮」だけはきちんと記憶にとどまっていたので、治癒直後に作ってみたのである。 イイダコを求めて出かけたが魚売り場に姿はない。売り場で尋ねると、イイダコが米粒のような卵をはらむのは冬から春にかけて。だから市場に出回るのはもう少し先の話だという。そういえば先日のイイダコにも卵は入っていなかった。 それでもおいしいと感じたのは食べやすい小ぶりなサイズだったからかもしれない。そう考えていたら、体長20センチ弱のヤリイカを発見。イイダコの代わりにヤリイカを使うことにした。 アサリ、オリーブ、ミニトマトなどを購入して帰宅。アサリの砂出しから調理を開始する。ヤリイカの軟骨を抜き、足と内臓を取り出してイカの内部を洗う。
「横浜・八景島シーパラダイス」(横浜市金沢区)では2014年11月1日~3日、サンマ炭火焼の無料配布を行います。 宮城県女川で水揚げ 「オータムフェスティバル」(開催中)の東北応援企画の一環として行われる企画。横浜南部市場共栄会との共同で、海のバーベキュー「焼屋」前の特設ブース「秋刀魚振る舞い」にて、女川(宮城県)で水揚げされたサンマを提供します。 時間は1日が13時~、2日と3日が11時~。各日先着1000人にふるまい、なくなり次第終了となります。雨天中止です。その他詳細は「オータムフェスティバル」特設ページから。 関連記事 巨大スクリーンで「時かけ」を見よう 東京国立博物館「野外シネマ」 ドレスコードは「映画のキャラクター」 六本木ヒルズのハロウィンパレード 毛先までダマのない自然なまつ毛が実現 「本当に続けて使える」マスカラ発売 TDS『バレンタイン・ナイト2015』専用パスを販売
2014年度第1期(11月分)の県産アワビの価格を決める事前入札会は最終日の29日、盛岡市内丸の県水産会館で開かれ、上閉伊地区の入札を行った。全県の10キログラム当たり入札価格は平均8万8千円となり、前年同期を約10%下回った。 上閉伊地区のアワビの水揚げ予定数量は51トン(前年同期6・2%増)、入札価格は平均で9万7441円(同1・1%増)だった。釜石湾漁協(平田(へいた))は、買い受け人の在庫調整などのため、入札価格が12万1550円(同24・4%増)と、今期の全県の最高値となった。 県漁連によると、13年度の水揚げが順調だったことなどから、14年度は予定水揚げ量を多く見積もる地区が増えた。 一方、業者の在庫増を受け、入札価格は伸び悩んだ。県漁連販売課の湊聡志課長は「状況の悪い中、価格はそこそこを維持した。水揚げが順調にいくよう期待する」と話した。
東京・小笠原諸島の周辺海域で希少な「宝石サンゴ」を狙った中国漁船の違法操業が急増している問題で、第3管区海上保安本部の30日のパトロールで、同諸島より約500キロ北の伊豆諸島周辺でも、中国漁船とみられる160隻余りが確認された。 違法操業の範囲が拡大している恐れがあり、同本部は取り締まりにあたる巡視船を増強した。 同本部が30日に航空機で監視したところ、小笠原諸島周辺に48隻、同諸島より約400キロ北にある伊豆諸島・鳥島と500キロ北の須美寿(すみす)島の周辺海域で164隻の航行が確認された。 小笠原諸島周辺では9隻が領海内、39隻が排他的経済水域(EEZ)内に、須美寿島や鳥島周辺では150隻が領海内、14隻がEEZ内にそれぞれ入っていた。
大槌町安渡(あんど)の小豆嶋(しょうずしま)漁業(小豆嶋敏明社長)が販売する「豆乳入り鮭(さけ)つみれ」が、水産物を気軽に食べる「ファストフィッシュ」商品の全国コンテストで最終選考対象の5点に選ばれた。三陸産のサケを使い、そのまま料理に使える手軽さが評価された。11月2日に東京都中央区の築地市場で開かれる本選に出場し、600人の来場者投票などでグランプリを目指す。 挑戦しているのは、今年で2度目となる開催の「Fish―1グランプリ」(全国漁業協同組合連合会主催)の国産魚ファストフィッシュ商品コンテスト。全国から48点の応募があり、書類選考で5点に絞られた。 同社は東日本大震災で社屋などが全壊。昨年12月に新社屋が完成するまで仮設工場で営業し、商品開発当時はつみれの形を作る機械もないなど苦労もあった。 小豆嶋社長は「全国からいろいろな人の支援も受けている。(コンテストに出ることで)顔を見せて
東京・小笠原諸島沖などで30日、中国船とみられる不審船が計212隻も確認された。中国で高値で取引されているサンゴを狙った密漁という見方が有力だが、別の観測もある。沖縄・尖閣諸島周辺での海上保安庁の警備を手薄にさせるため、中国当局が陽動作戦を仕掛けているという見方だ。経済は墜落寸前といわれ、香港のデモで厳しい立場にある習近平指導部が、なりふり構わぬ攻勢に出ているのか。 「大型巡視船や航空機を集中的に投入し、特別な態勢で臨む」 海上保安庁の佐藤雄二長官は15日の定例会見で、小笠原周辺海域の取り締まり強化に乗り出す方針を明らかにした。 中国船とみられる外国漁船は9月から増え始めた。200トン級などの大型船が大挙して現れるのが特徴で、第3管区海上保安本部(横浜市)は30日、同諸島周辺や、約400キロ北に位置する伊豆諸島の須美寿島や鳥島(いずれも東京都)周辺の領海および排他的経済水域(EEZ)内で、
東海、四国地方のウナギ養殖業者でつくる日本養鰻漁業協同組合連合会(静岡市、日鰻連)と、九州地方のウナギ養殖業者でつくる全国養鰻漁業協同組合連合会(熊本市、全鰻連)が、来春をめどに統合する方向で協議していることが31日、分かった。 これまで地域ごとに分かれていたウナギ養殖業者の団体を統合することで、減少しているニホンウナギの資源管理を効果的に進める狙いがある。 関係者によると、2団体は来年4月1日の統合を目指し、事務協議をしている。全鰻連の村上寅美会長は「食文化を守るために生産団体を一つにする。協力して適正な管理を行いたい」と話している。 47NEWS 参加社一覧 北海道新聞 | 室蘭民報 | 河北新報 | 東奥日報 | デーリー東北 | 秋田魁新報 | 山形新聞 | 岩手日報 | 福島民報 | 福島民友新聞 | 産業経済新聞 | 日本経済新聞 | ジャパンタイムズ | 下野新聞 | 茨
クロマグロ漁規制を強化=東太平洋で15年から 米カリフォルニア州ラホヤで開かれていた「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)」の特別会合は29日午後(日本時間30日午後)、東太平洋のクロマグロ漁規制を強化することで合意した。2015年と16年の漁獲枠を14年比4割減の年間3300トンに削減。このうち、30キロ未満の未成魚の漁獲量を、全体の5割(1650トン)に減らす努力目標を設定した。 日本は7月の年次会合で、未成魚の漁獲枠を15年以降02〜04年の平均から半減するよう提案したが、マグロ漁が盛んなメキシコが強く反発し、結論が出なかった。今回、未成魚は「努力目標」ながら、日本の主張に沿った規制策で合意した。(2014/10/30-20:07)2014/10/30-20:07
淡路市浅野南の市北淡歴史民俗資料館で、地元の漁師が戦前まで愛用していた仕事着「どんざ」25点を集めた「伝えたいふるさとの心、家族の絆~刺し子のどんざ」展が開かれている。冬の荒海に乗り出す男たちのために、母や妻らが綿花から糸を紡ぎ、布を織り、刺しゅうの柄にも凝った防寒着。同館では11年ぶりの展示となる。11月30日まで。(井ノ口麻子) 同館によると、どんざは江戸時代後期には既に普及していた。自給自足の暮らしの中で綿花を栽培して糸を取り、織り上げた平織りの布を3枚ほど重ね、刺し子(幾何学模様の図柄)を施した。当初はありあわせの布を継いで荒く縫っていたが、次第に凝った模様に変わっていったという。 大正時代から戦前まで北淡地域の漁師たちは、播磨灘が荒れて漁ができない冬場、いけすを備えた出買(でがい)船で朝鮮半島や中国に生魚を買い付けに行き、阪神間の市場で売りさばいた。手の込んだどんざは、商売の時に
株式会社ダイヤモンドダイニング 11 月7 日(金)には『牛弁慶 田町』と『かに地獄 田町』を改装し『九州熱中屋 田町三田LIVE』としてリニューアルオープン この度、ダイヤモンドダイニングのグループ会社・株式会社ゴールデンマジックは直営店となる「九州熱中屋 東京駅中央通りLIVE」を2014 年10 月30 日(木)にオープンいたします。 また『牛弁慶 田町』『かに地獄 田町』の2 店舗を改装し『九州熱中屋 田町三田LIVE』としてリニューアルオープンいたします。 当該オープンにより『九州熱中屋』ブランドのグループ内合計店舗数は45 店舗(うち直営店43 店舗、FC2 店舗)となります。 【九州熱中屋とは】 「九州で繁盛している居酒屋がそのまま東京にやってきた!」 をコンセプトに九州の美味しい料理を集めた九州料理居酒屋。 代表の山本が現地で探し出した九州各地のこだわりの逸品を中心に、 長
イオン株式会社 水産物の消費拡大を通じて、日本の漁業振興を応援します! イオンリテール株式会社(以下、イオン)は10月30日(木)より順次、マルハニチロ株式会社(以下、マルハニチロ)との共同企画で大手小売として初となる、国産すり身を100%使用したお魚ソーセージ「くるんパック おさかなのソーセージ」を総合スーパー「イオン」347店舗で展開します。 このたびの取り組みは、常温で保管でき、あらゆる世代がおいしく手軽に食べられる点が再評価されて、需要が高まっているお魚ソーセージの新商品を発売し、新たな魚のおいしさをお客さまにご提案するものです。当商品の販売を通じて更なる水産物の消費拡大と伝統的な魚食文化の継承を目指します。 イオンはこれまでも、持続可能な漁業の構築に向け漁業協同組合JFしまね(以下、JFしまね)などとの直接取引や東北産原料使用したファストフィッシュ商品の企画・販売など、国内水産物
浜田市原井町の浜田漁港で11月3日午前10時~午後4時、直径約1メートル以上の鍋で地元産野菜や水産物を煮て振る舞う「BB大鍋フェスティバル」が開かれる。浜田商工会議所青年部などの主催で、小雨決行。 BBは、小さな子が魚を「びいびい」と呼ぶ浜田地方の方言から命名。会場では、木造の和船・北前船をかたどった模型に大鍋を据えて豪快に調理。白菜や大根、ニンジン、里芋にノドグロのつみれ、魚のすり身を使った名物の揚げ物「長天(ながてん)」をダシで煮込み、約5000食分を振る舞う。無料だが、運営費に充てる協力金を募る。 石見神楽の上演や大抽選会、県出身のシンガー・ソングライター山根万理奈さんのミニライブなども。実行委員会は「地域の魅力を五感で味わって」と来場を呼びかけている。問い合わせは同商議所(0855・22・3025)へ。(石田仁史)
水産加工会社マルコーフーズ(沼津市)が開発した骨まで食べられる干物「まるごとくん」が、優れた加工品をたたえる「全国水産加工品総合品質審査会」で水産庁長官賞を受賞した。同商品のシリーズは二〇一一年に続く二度目の受賞。消費者の「魚離れ」に歯止めをかけようと開発に取り組み、「頭からしっぽまでそのまま食べられる手軽さ」を実現した。 審査会は、全国水産加工業協同組合連合会(東京)が毎年開催し、今年は二十四日に結果が発表された。百五十二点の応募があり、最優秀の農林水産大臣賞(五点)をはじめ、それに次ぐ水産庁長官賞(十点)など五十五点が受賞した。 「まるごとくん」は、魚の干物を焼き上げて真空パックした後、圧力釜に入れて加工する。釜の中で圧力と熱を加えることで骨が柔らかくなり、頭からしっぽまで食べられる。アジを筆頭にサンマやカマス、キンメダイなど六種類を開発。一一年にアジが水産庁長官賞に選ばれ、今回は「ま
クロマグロ4割減で合意 東部太平洋の15年漁獲 東部太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)は、米カリフォルニア州で開催した特別会合で、2015年と16年の年間漁獲量の上限をそれぞれ3300トンとする規制強化策で各国が合意した。5500トンとしている14年の漁獲枠と比べ4割減となる。水産庁が30日発表した。 東部太平洋で商業的にクロマグロを漁獲している国はメキシコだけで、今回の措置は実質的にメキシコへの規制となる。 日本や韓国なども日本近海を含む海域でのクロマグロの漁獲規制を強化することで、ことし9月に大筋合意しており、太平洋クロマグロの資源回復につながりそうだ。 2014年10月30日木曜日
伊藤忠ロジスティクスは10月27日、冷凍冷蔵倉庫業の松岡と共同で、中国国営の最大手の水産会社である大連海洋漁業集団100%子会社の大連遠洋漁業国際貿易(大連遠洋)と合弁で大連遼漁遠洋冷鎖物流を設立する事に合意し、大連で調印した。 伊藤忠ロジスティクスは、展開しているコールドチェーンネットワークをさらに発展させるため、中国東北地区での圧倒的な取扱い規模をベースとする大連海洋と合弁での新会社設立合意に至った。 新会社は、大連遠洋が経営・マネジメントを中心に、伊藤忠ロジスティクスは国際物流機能や倉庫業、運送業等、伊藤忠ロジスティクスグループの機能を全面的に提供し、松岡は冷凍冷蔵物流の運営ノウハウを提供する。 中国東北地区でのコールドチェーン業務に取り組み、将来的には中国のみならず、ASEAN地域も含めたコールドチェーンネットワークのさらなる拡大を目指す。 伊藤忠ロジスティクスは、海外を重要な市場
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