初めてベトナムから実習生、10日から受入れ、植樹祭にも参加 (6月10日付け) 夏場のホタテ漁がピークに向かい始めたなか、ベトナム人の研修生14人が日本語や礼儀作法の講習を受け、10日から本格的な実習生活に入る。紋別国際交流協同組合(斉藤規光理事長)の斡旋で受け入れるのは、紋別漁業協同組合(阿部滋組合長)が直営する製氷冷凍工場(ホタテ処理加工施設)。同工場では、既に日本語が堪能なフォンミー・ツゥオン・チャンさん(28)を職員(検査助手)として別途採用。初のベトナム人実習生受入れに万全の布石を敷き「猫の手も借りたい」という繁忙期を乗り切ることにしている。 実習生は、同国際協同組合によるとベトナム社会主義共和国のホーチミン市(旧サイゴン)の出身。同市は首都ハノイを凌ぐ大都市として知られている。インドシナ3国(ラオス、カンボジアなど)のベトナムは、北は中国、東は南シナ海に面し、フィリピンと