岡垣町波津海岸で、天然ワカメとムラサキウニが旬の時期を迎えた。ワカメの収穫は4月初めから2週間程度で、ウニは1月から5月末まで続く。 一方で旬を生かした加工品作りも最盛期。刀根和馬さん(58)方では、「波津特産ワカメ」の塩漬けと「波津名産ウニ」の瓶詰め作業に追われている。波津産のワカメは、肉厚で歯… この記事は有料記事です。 残り210文字(全文360文字)
![岡垣・波津海岸:天然ワカメとムラサキウニ旬 /福岡 - 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3df7b229795ccd713044b83f76865c4787066818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F12%2F18%2F20151218hrc00m010001000q%2F9.jpg%3F2)
人口約2300人の島根県海士町。2004年度からの11年間で約500人のIターン者を定住させることに成功するなど、地方創生のトップランナーとして知られている。税収に匹敵する1億3000万円の地方交付税をカットされ、一時は財政再建団体(現在の財政再生団体)に転落するといわれた町を、身を削る「守り」の改革と産業創出など「攻め」の改革で引っ張ってきたのが、現職の山内道雄町長だ。02年に初当選し現在4期目、残す任期もあと1年。この機会に、その原点を振り返ってもらった。 ◇ ◇ ◇ 金もうけ。これはともすると汚いことのように思われているけれども、これからの行政はもうけないといけない。住民一人ひとりがもうけて幸せになっていく仕組みづくり。それが地方創生だと思います。 何かあると血縁者で固まる。これはある意味、人間の本能のようなものかもしれません。選挙なんていうのは、それが一番出るところでしょう
旬を前に濃厚なウニを味わえる宿戸(しゅくのへ)ウニ直売会(種市南漁協宿戸実行部会主催)は3日、洋野町種市の宿戸漁港荷さばき施設で開かれ、町の名物を買い求める観光客でにぎわった。 夏に旬を迎えるウニが瓶詰、殻付きで並び、天然ホヤなども販売。通常時よりも安く購入できることもあり、会場には朝から長蛇の列ができた。 生ウニ丼作りや焼き物などの飲食コーナーもにぎわった。地元の中高生、町にゆかりのある上智大、高崎経済大の学生らも手伝いに駆け付けた。 同実行部会によると、例年は2日間の開催だったが、今回は1日限定として販売量を集約した。瓶ウニ3千本以上、殻付きウニ500キロ以上を準備したが、昼前に完売となった。購入客の中には午前3時ごろから並ぶ人もいたという。 【写真=新鮮なウニを買い求める観光客】
5日は「こどもの日」で、二十四節気の一つ「立夏」。暦の上では夏となる。4日の県内は高気圧に覆われて快晴となり、南風も入って気温が上昇。宮古市川井で最高気温29・4度(平年比10・6度高)を観測するなど多くの地点で今年一番の暑さとなった。ゴールデンウイーク(GW)真っただ中の行楽地は、大勢の親子連れらでにぎわった。 田野畑村机の机浜番屋群で開かれている春の番屋・サッパ船まつり(NPO法人体験村・たのはたネットワーク主催)は、机漁港を発着点に北山崎を周遊するサッパ船ツアーに多くの観光客らが参加し、臨時便も出た。通り穴や高さ200メートルの断崖を通過するたびに乗客は間近に迫る絶景に歓声を上げた。 家族5人と埼玉県に住む祖父母ら計8人で乗船した宮古市の千徳小1年の女子児童は「岩が動物の形に見えて面白かった。久しぶりにじいちゃん、ばあちゃんに会ったので帰ってほしくない」と話していた。 【写真=青空の
記事一覧 サバ養殖2年目 小浜産の知名度向上が鍵 (2017年5月5日午前7時30分) 【論説】サバを軸に観光誘客の拡大を図ろうと、小浜市が「小浜のサバ復活」を掲げ着手したサバの養殖が2年目に入っている。特長である刺し身が好評を得るなど養殖自体はまずまずの滑り出しを見せているが、主眼である知名度向上、観光客増をいかに実現していくかに注目が集まる。 高温はサバの弱点だが、昨夏は餌の工夫などでしのぎきった。現段階の養殖では安価なサバの出荷は厳しく、刺し身としてなら高値で卸せる。昨年は1匹3千円ほどの価格で市内で販売され、初出荷から半年ほどで売り切れるほどの好評ぶりだった。なれずしなど伝統料理に、新たに刺し身を加え“フルコース”として付加価値をつけることにもつながっているという。 昨季、約3千匹だった種苗を今季はいけすの増設により8千匹まで増やした。来季は2万匹を目指している。県外産の種苗は
2日、中国への正式訪問を開始したデンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相は、最近中国ネットで話題となったデンマークで大量発生した生ガキについて、中国人観光客がデンマークに生ガキを味わいに来ることを歓迎する意を示した。資料写真。(Record China) 5月2日、中国への正式訪問を開始したデンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相は、最近中国ネットで話題となったデンマークで大量発生した生ガキについて、中国人観光客がデンマークに生ガキを味わいに来ることを歓迎する意を示した。新華社が伝えた。 ラスムセン首相は成都で開催されたデンマーク観光奨励会で、「中国のSNSでデンマークの北部と西部への観光に興味を持っている人がたくさんいることは知っています。デンマークの美しい海岸を体験できるほか、私たちにとっては海でとれたおいしい生ガキを減らすことにも役立ちます。皆さんのご来訪を心より歓迎しています」
■海と生きる町 震災学べる場に ヨシキリザメなどのサメを原料とする高級食材「フカヒレ」。国内最大級の水揚げ量を誇る気仙沼市とサメは切っても切れない関係だ。そんな同市の魚市場前にある海鮮市場「海の市」内に、サメをテーマとした「シャークミュージアム」がある。地元の人々や観光客に愛されたが、東日本大震災で被災し、一時休館した。再開した現在は震災伝承にも力を入れる。(上田直輝) ◇ ◆不思議なサメの魅力 シャークミュージアムは市の第三セクター「気仙沼産業センター」が運営。館内は4つのゾーンに分かれ、もっとも広いのが「シャークゾーン」。サメの生態系に詳しい北海道大の中谷一宏名誉教授の監修で、不思議に満ちたサメの魅力をさまざまな展示を通じて紹介している。 一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、映画「ジョーズ」で知られるホホジロザメの実物大模型だ。壁には顎や歯の仕組みや泳ぎ方など、サメの生態
クロマグロの完全養殖で一躍名を馳せた近畿大学が、今度は「近大マグロ」の皮を使った財布や名刺入れを開発した。マグロの皮を革製品として商品化したのは世界にも例がなく、店舗では廃棄されることが多い資源の活用につながるという。 近畿大学が世界で初めて完全養殖に成功した「近大マグロ」。大阪と銀座に2013年に開店した料理店「近畿大学水産研究所」は、これまでに約70万人が訪れた大人気店に成長した。 革製品の国内メーカー、コードバンと一緒に開発した財布は、料理店で廃棄される皮を利用したもの。近大マグロは完全養殖で育てられているため、皮にほとんど傷がなく、加工すると光沢のある美しい仕上がりになるという。 コードバンは、その社名通り、ふだんは馬のお尻の皮を使った製品を展開している皮革メーカーとあって、馬の皮より薄いマグロの皮の加工には困難を極めたという。特に、生皮の裏側についている脂肪分は、残っていると臭い
タイの水産最大手でツナ缶の生産量が世界最大のタイ・ユニオン・グループは、2017年の売上高予想を前年比約15%増となる1508億~1541億バーツ(約4915億~約5022億円)と発表した。水産加工品の生産拡大や新商品の開発などで売り上げ増を図る。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。 16年の売上高は前年比7.3%増の1340億バーツだった。16年は国外の水産会社を積極的に買収するなど、総額250億バーツを投じて事業拡大を加速させた。今年は投資効果が売り上げ増となって表れるとみている。 同社は現在、米国やフランス、ノルウェーなど世界13カ国に17カ所の生産拠点を持つ。17年は国外事業に加え、タイ国内市場での売り上げ拡大も図る。4月にはタイの冷凍シーフード市場で同社初となる商品ブランド「Qフレッシュ」の事業展開を始めた。タイは景気回復が予測され個人消費も上向くなか、冷凍シーフードの市場規模が
反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の韓国支部がフェイスブック(FB)の公式サイトで日本の漁業やイルカ漁を批判する活動を続けている。サイトは2014年春に開設したとみられるが、連絡先がSS本部や「SSアジア」になっていたり、英語での発信が多いなど、韓国での活動実態や構成メンバーは不明。日本の捕鯨や漁業を標的にしているSSは近年、本拠にしていた欧米やオセアニア地域以外にも活動範囲を広げており、韓国での支部開設もSSの世界戦略の一環とみられる。 公式サイトのトップページには、クジラが海洋で泳ぐ写真とともに、「SEA SHEPHERD KOREA」と記されたロゴが掲載されている。SS関連の情報を韓国の国民に知らせるために団体の活動をPRしているほか、捕鯨問題を取り上げるメディアの記事や他の団体の告発リポートを盛んに転載している。 サイトには、日本関連の情報が多く、SSが標的にしている和歌山県太地町
昨年12月に松江市沖でズワイガニ漁の底引き網漁船「大福丸(だいふくまる)」(76トン)が沈没し、乗組員4人が死亡、5人が行方不明となった事故で、サルベージ会社が4日、漁船を引き揚げた。 現場は、美保関灯台から北北西約1・8キロの地点。午後1時半ごろ、クレーンで引き揚げられた船体が姿を見せると、灯台では、乗組員の家族や漁協関係者ら約30人が焼香して手を合わせた。 大福丸が所属していた田後漁協(鳥取県岩美町)の田渕幸一(たぶち・こういち)組合長(68)は「(引き揚げの)光景を見て新たに悲しみを覚えた。ご家族の無念は計り知れず、心より同情の念を表したい」と厳しい表情で語った。 船体は5日、鳥取の境港にえい航され、境海上保安部が調査する。 また、大福丸の関係者らは、今年3月に境海保が業務上過失致死容疑で、大福丸の船主の自宅を家宅捜索したと4日明らかにした。 大福丸は昨年12月14日未明、鳥取県に帰
県産海産物の消費拡大を図る宮城げんき市「ほや祭り2017」(実行委員会主催)が3日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で開かれ、家族連れなどが多彩なホヤ料理を楽しんだ。 石巻市や女川町などホヤを扱う飲食店や水産加工会社を中心に計47ブースが出店。焼きホヤや汁物のほか、ホヤが入ったビビンパやフライなど各店自慢のオリジナル料理を並べ、生食以外の魅力もPRした。 県産ホヤは東京電力福島第1原発事故の影響を理由に韓国が禁輸しているため、実行委は国内需要の喚起に力を入れている。 実行委会長の小野秀悦県漁協専務理事は「多彩な食べ方があるということを地元の人にもっと知ってもらい、全国にホヤのおいしさを発信してほしい」と期待を込めた。
カキ@ブルターニュ フランスなどのスーパーで見かけるお手軽な海産物といえばサーモン、ムール貝、そして何よりカキだ。 伝統的に海の幸を生で食べることが少ない欧州だが、生ガキは広く親しまれている。 主な産地の一つ、フランス西部ブルターニュ地方カンカルを、フランス大統領選の関連取材で訪れた。 地元養殖大手「ミティリメール・プロデュクション」の作業場を訪ねると、会社幹部のギローム・ボーリューさん(33)が迎えてくれた。 あいさつがすむやいなや、「長靴を貸しましょうか」と言われた。訳もわからず、「お願いします」と答えた。履き終えた頃、今度は大きな金属製ボートが、トラクターの引くトレーラーに乗せられてやってきた。 「これに乗ってください」。状… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有
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