水上メガソーラーの事業を進めているのは広島県で太陽光発電システムの設計、資材調達、設置工事を手掛けているウエストホールディングス。すでに、埼玉県桶川市の東部工業団地内にある調整池にメガソーラーを建設することで桶川市と合意している(図1)。 この調整池には最大出力が1.36MW(1360kW)の太陽光発電システムを設置する。2013年6月に稼働開始の予定。 地上のメガソーラー用地は争奪戦で賃料上昇 ウエストホールディングスは池の上へのメガソーラー建設を進める理由として、地上でメガソーラーに適した土地を入手することが難しくなりつつあるという点を挙げている。再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、メガソーラーを建設して発電事業に参入する企業が急増している。地上のメガソーラーに適した土地をめぐって企業同士で争奪戦を繰り広げており、土地の賃貸借料は高騰する一方だという。 一方、池の上はメガソー
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