人の生体データを強制的に収集しようとする国家規模のキャンペーンが中国各地で本格化している。「犯罪撲滅」の手段という虚偽の理由を掲げて進めている例が多い。 以前、Bitter Winterは中国北西部の 新疆ウイグル自治区 の政府が地域全体のデータベース用に12歳から65歳の全住民の生体情報一式を収集していることを報じた。 さらに中国共産党はこの計画を中国の他地域にも拡大している。しかも多くの場合、「犯罪撲滅」対策を装って進めている。公安部 は2000年代初頭、「金盾」と呼ばれる包括的な警察情報管理プロジェクトの一環として検索可能な全国DNAデータベースの構築を開始した。 しかし、2017年にヒューマン・ライツ・ウォッチが報告したように、記録の残っている事例からは、そのようなDNAサンプルの収集が犯罪の解決に関わっていることは窺えない。 村民の血液試料を集める警察官。当局:血液試料は刑事事件
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