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0672 - 松岡正剛の千夜千冊
宮城県美術館に行くと、展観の都合にはよるけれど、だいたいの洲之内コレクションに会える。146点あるそ... 宮城県美術館に行くと、展観の都合にはよるけれど、だいたいの洲之内コレクションに会える。146点あるそうだ。 しかし、これは美術館に収まった作品群というものが負う「標本的宿命」のようなものに出会ったような気分がしてしまって、あの洲之内徹が東京で一番みすぼらしい現代画廊で集めつづけた作品という実感からは、なんだか遠いものになっている。 現代画廊というのは田村泰次郎が投げ出した銀座の画廊のことである。電通通りの日航ホテルの向かい側の建物の3階にある小さな細長い画廊で、ぼくは父の死後、早稲田をやめてすぐに並木通りの中島商事ビルのMACに通っていたので、そこから5分もたたない現代画廊は何度も覗いていた。もっとも、画廊は田村がやっていたころは1階にあったらしい。 それから現代画廊は東銀座の松坂屋の裏手に移った。銀座というのは妙なもので、西銀座に慣れると東銀座が遠くなる。ただし、現代画廊は特別で、なぜこ