「スパイを防ぎたければ、真の日本人になれ」戦中に政府が広めた思想（辻田 真佐憲） @gendai_biz

国際政治学者・三浦瑠麗氏の「スリーパーセル」発言で、工作員やスパイの存在や活動に注目が集まっている。いい機会なので、今回は戦中の「防諜」キャンペーンを振り返ってみたい。 防諜は「敵の諜報活動を防ぐ」という意味だが、当時のそれは「スパイに警戒せよ」や「秘密を漏らすな」にはじまり、次第により広い内容を指し示すようになった。 結論からいえば、戦中の防諜は、最終的に「真の日本人ならば不平不満をいわないはずだ。それともお前はスパイか？」と脅しつけ、国民に無限の服従を求めるマジックワードとなりはてたのである。 防諜キャンペーンは穏やかにはじまった なぜ、防諜はそんなことばに変化してしまったのだろうか。 歴史は、1937年7月の日中戦争の勃発にさかのぼる。これを受けて、翌月「軍機保護法」が全面改正され（10月施行）、防諜が盛んに唱えられるようになった。 それまでの防諜は、おもに官憲が行うものだった。だが

[takashi1982]

かの三浦瑠麗氏においては1943年以前は経済的に恵まれた、今より広い視野を持った人が生み出せる「ある種の豊かな国家」だったんだそうですよ！

[warp9]

「不平不満をいって士気を下げるやつは日本人じゃない、スパイだ」←今でもこれに近い事をいう奴、いるな。

[IkaMaru]

気持ちよく他人を攻撃し排斥したいという欲望を、なんとお上が奨励し「真の日本人」と見なしてくれるのだ。そりゃ飛びつきたがるだろうさ

[ponkotsupon]

しかも実際には暗号解読という、小手先の「防諜」ではどうにもならない領域で機密がダダ漏れだった訳だし、結局思想統制以外には、戦争遂行という観点からしても大して意味なかったというのがアレ過ぎる。

[hharunaga]

“「不平不満をいって士気を下げるやつは日本人じゃない、スパイだ」という考え” ←戦前って、今みたいな時代だったのねｗ

[quick_past]

この全体への同一性という憧れや信心はなんなんだろうか

[Windfola]

西条八十の歌詞、そのままツイッターで流したら「議員先生」とか「作家先生」とか「名経営者」とか素でRTしては「感涙に咽び」そうな圧倒的完成度だ。流石というしかないな。

[synonymous]

これをスイスの「民間防衛」でカモフラージュしてる人たち多い。

[questiontime]

昔は「真の日本人」になれと国が宣伝してたことを、今は「普通の日本人」が強制しようとしてるんだよなぁ。

[paravola]

国民は「一人一人が防諜戦士」「流言に迷ふな、デマに踊るな」／敵のスパイは、デマをばら撒くなど、経済戦、思想戦、宣伝戦などを仕掛けてくる。防諜はいまやあらゆる攻撃に対する防衛」であって...

[as365n2]

あとで読む

[zu2]

cf. 4.「慰安婦問題」「住民虐殺」に対する県の見解／沖縄県 https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/heiwadanjo/heiwa/dai32-4.html

[tomoya1983]

“戦中の防諜は、最終的に「真の日本人ならば不平不満をいわないはずだ。それともお前はスパイか？」と脅しつけ、国民に無限の服従を求めるマジックワードとなりはてたのである”２１世紀の北朝鮮、或は日本の数年後

[sotokichi]

“戦中の防諜は、最終的に「真の日本人ならば不平不満をいわないはずだ。それともお前はスパイか？」と脅しつけ、国民に無限の服従を求めるマジックワードとなりはてたのである”

[rti7743]

幸福が義務化されたパラノイアの世界のようだ。幸福の代わりに、我々の祖先は真の日本人というワードをつかったのか。

[nemuiumen]

他国でも普通にやってる防諜がアレなことになる危険性を孕むのは、本邦の特性なのかしら。だからと言って蔑ろには出来ないしねぇ。

[mmsuzuki]

“戦中の防諜は、最終的に「真の日本人ならば不平不満をいわないはずだ。それともお前はスパイか？」と脅しつけ、国民に無限の服従を求めるマジックワードとなりはてたのである。”

[morobitokozou]

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