エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
金子みすゞの詩(二)。絵と、歌と、詩情と。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
前回につづき、金子みすゞの歌に心の耳を澄ませます。 『金子みすゞ童謡集』(編解説・矢崎節夫、1998年... 前回につづき、金子みすゞの歌に心の耳を澄ませます。 『金子みすゞ童謡集』(編解説・矢崎節夫、1998年、ハルキ文庫)、底本『新装版・金子みすゞ全集』(JULA出版局、1984年)を出典にしました。口語表記です。 彼女の豊かな詩の表情の魅力を、少し違う角度から見つめてみます。 たとえば、つぎの詩は短い詩行ですが、とてもひろい世界を映し出しています。優れた絵や映像のような詩です。 川岸の花から川のながれのままに遠い海まで視線も流れてゆくと、突然視野は大きな海いっぱいにひろがります。がアングル、焦点は急に縮まり、小さな一滴を浮かび上がらせます。とおい距離のうごきと、大と小の対比が鮮やかです。 そしてその一滴の水玉が想います、わたしはあの川岸の花の露、涙でしたと。おどろき、こころのときめき、そして今と過去の時間の逆行、重なり。 詩が表現できるものの豊かさを包み込んだような、とても好きな詩です。 み
2012/10/24 リンク