中東の窓 : エジプト・イスラエル関係（シャラフ発言の波紋）

エジプト・イスラエル関係（シャラフ発言の波紋） 2011年09月17日 09:01 エジプト首相のイスラエルとの平和条約は神聖ではなく改正もありうる、との発言がついに両国間の公的な問題となりました。 16日付のイスラエル紙、アラビア語紙のネットは、いずれもイスラエル外務省の総局長が駐エジプト大使を16日朝招致し、シャラフ首相の発言を問題にしたと報じています。 但し、イスラエル紙の方はバラク総局長がシャラフ発言の真意をただした（特にこれまで最高軍事評議会が平和条約の堅持を表明していることとの関係について。またエジプトで大使館を襲撃した青年たちが英雄視されていることに不満を表明した由…どこか中国で日本大使館、総領事館を就役した連中が英雄視された事件を想起させます）と報じているのに対して、アラビア語紙はずれもイスラエル側は発言に対して怒りを表明し、平和条約の改正は拒否すると伝えた、と報じています

[Uzi_FZ]

イスラエル外務省が駐エジプト大使を招致し、首相の発言を問題にしたと報道。ただイスラエル紙は真意をただしたと報道しているのに対し、アラビア語紙は怒りを表明し、平和条約改正の拒否を伝えたと報じたとのこと。