編集者の日々の泡:朝日新聞「WEBRONZA+」の「反橋下・初めてのおつかい」記事に涙する（抱腹絶倒の）。そして怖くなる。

2012年07月18日 朝日新聞「WEBRONZA+」の「反橋下・初めてのおつかい」記事に涙する（抱腹絶倒の）。そして怖くなる。 Tweet 朝日新聞の大阪本社社会・地域報道部次長である稲垣えみ子氏がお書きになった記事がなかなか衝撃的だった。 詳細はリンク先を読んでいただきたいが、内容をまとめると以下になる。 「日本の国旗や国歌に反対する」というお立場で大阪府の「君が代条例」をなんとか阻止せんと奮闘された稲垣氏が、「そうだ府民の声だ（ﾋﾟｺｰﾝ）」とアンケートを取ったら「賛成87％」で大ショック。「朝日新聞が生きるか死ぬかの戦いの相手（本文より）」と考える橋下氏をどうやったらやっつけられるか、稲垣氏は苦心惨憺の冒険に旅立つのだった――。 ――まあ「初めてのおつかい」くらいには微笑ましいお花畑の冒険譚だ。 一読して最初にショックだったのは、「社会に鋭敏であるべき報道記者（しかも社会部）が、な

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「Journalism」電子版（年間購読料1200円）に同じ記事が載っていた。朝日新聞デジタルを読んでいると世の中の有り様が違って見えるんだけど、その原因がよく判ったｗ

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新聞記事は記者、編集部、そして新聞社そのものの3つのフィルタを通過したうえでの「事実」なのでそれ理解したうえで読めば良いだけでは。むしろこうしてフィルタの方法を堂々と晒した事に敬意を表します。