『管理者教育』 （９） 「権限は職務権限規程に照らし より多く部下へ委譲しよう」 : 社員教育『より良き管理者』

ID:8559fx 管理者が部下に仕事を任せることは言い換えると責任を与えることになります。では、『責任』とは何か？ 与えられた仕事を成し遂げるということです。このことを自覚し実行している管理者は責任感の旺盛な人だと言われます。 したがって、成すべき仕事をいい加減にしたりやらなかったりというような人は無責任な人間という烙印を押されます。遂行責任・結果責任を果たさないで合理化（言い訳）や弁解ばかりしていれば、それは責任逃れの態度として非難されます。責任とはこのようなことです。 ときに、部下に責任を果たさせるためにはそれに見合うだけの権限を与えなければなりません。『権限』とは責任を果たすのに必要な権利のことです。＜人・物・金・時間＞といった経営資源を使っていいという権利は、責任を果たすために必要な場合に限って与えられるものです。 ところが管理者の中には部下に権限を与えることを怠っている人がいま

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