饗庭伸『都市をたたむ』を読んで、人口減少に伴う都市のスポンジ化にどう対応するかの問題意識に全く共感。 : 元革新的国家公務員が伝えたいことー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at an innovative official of the national government

2015/12/177:12 饗庭伸『都市をたたむ』を読んで、人口減少に伴う都市のスポンジ化にどう対応するかの問題意識に全く共感。 都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画 [単行本（ソフトカバー）]饗庭 伸花伝社2015-12-16 饗庭先生から献本いただいた。 先生の主張は以前から存じ上げているし、特に、コンパクトとスポンジ化を扱った第4章で、コンパクトな都市構造に強引にしていくために税金をつかう社会的なコンセンサスはないので、むしろ都市の中でランダムに空き家や空き地が発生するスポンジ化のなかで、どう対策を考えるべきとの指摘は全く同感。 そのうえで、自分として考えがよく整理できなかった部分とやや意見にわたる部分を整理してみる。 まず、よく整理できなかった部分 （１）スポンジ化する都市構造に対応する手法として、マスタープランにおおまかな地域をきめてそこに期待される機能を書いておい

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議員定数の人口配分が比例的に是正されていくと、地方への再配分が細る可能性が高い。地方で若年層を受け入れていた市役所などの公的機関と建設業が衰退せざるをえず大都市へ「押し出される力」が増えそうな気がする