最高裁で弁論 判決は３月３０日：国際自動車事件 : 東京法律事務所blog

本日、最高裁判所で国際自動車事件の弁論が開かれました。 判決の言い渡し日は、３月３０日（月）午後４時と指定されました。 当事務所の小部正治、菅俊治、江夏大樹が弁論を行いました（陳述要旨を末尾に貼ってあります）。 （江東総合法律事務所の蒲田哲二弁護士、中村優介弁護士と共同） （左から、江夏、小部、中村、菅） 争点となっているのは、歩合給の計算式です。 （最高裁の配布した傍聴人向け資料） http://www.courts.go.jp/saikosai/vcms_lf/jiannogaiyou_30_761.pdf 歩合給＝（売上＊歩率）−割増賃金 この計算式によると、おかしなことになります。 時間外、深夜、休日労働が何時間になるかによって、通常の労働時間の賃金（歩率）が変動してしまう。時間外、深夜、休日労働をさせても人件費負担が増えることがない。結果、割増賃金制度によって時間外労働を抑止しよ