「脱グローバリズム宣言」 - 内田樹の研究室

もうすぐ講談社から刊行される『脱グローバル論 日本の未来のつくり方』（平川克美・小田嶋隆・中島岳志・イケダハヤト・高木新平 ・平松邦夫との共著）の「まえがき」を予告編代わりにアップしておきます。 こんな本です。 はじめに 脱グローバリズム宣言 みなさん、こんにちは。内田樹です。 これはシンポジウムの記録ですから、たくさんの方たちの発言が収録されています。全発言者を代表して「はじめに」を書くというのは、ちょっと私には荷が重いのですが、全セッションに参加したのが私と進行役の平松邦夫さんと２人だけでしたので、立場上、ひとことご挨拶を申し上げます。 このチームができた最初のご縁は、平松さんが現役の大阪市長だったとき中之島で開かれた教育関係のシンポジウムでした。平松市長が司会を務めてくださり、鷲田清一大阪大学総長（当時）、釈徹宗相愛大学教授、そして私の４人で「大阪の教育」についておしゃべりをしまし

[lifegoesontokyo]

グローバル化というのは「その人がいなくなると困る人がまわりに１人もいない人間ということです。」

[suzu_hiro_8823]

連なる面々を見るだけで拒否反応を示してしまうお方もいそうで勿体ないような(苦笑)/『価値基準がフラット化する社会』ともなるのかと半可通。ただ、今の日本の「グローバル化」は「米国化」とほぼ同義ですよね(苦笑)

[Ereni]

2013.5 かなり病的…

[stepbeat]

自分はこの文の定義によれば「地に根づいた人」の一人だ(それを望んだ部分はある)。だからかもだが、一人一人が生きることに不安を持たないでいられる社会を目指すべきなんじゃないのか。そう思うんだけど…。

[mangakoji]

グローバル人材とはつまり、「今日いなくなっても、だれも困らない人」至言だな。グローバル主義はナショナリズムの対極なのに、なんで結びつくんだろう？不思議だよなぁ

[nekonyantaro]

『社会制度を「弱者ベース」から「強者ベース」に書き替える動きに多くの国民が喜々として同意署名したのです。それがとりあえず日本における「グローバル化」の実質だったと思います。』

[sakahashi]

「転勤」は日本独特の人事異動のやり方だったと思われる。非限定正社員という転勤当たり前の働き方とグローバル人材の発想は似ている。長期雇用の保障付きの転勤ならOKという人もいると思う。「転勤」の能力化。

[tmkksm]

「地に根づいた人」と「グローバルな人」は対極？地方在住してグローバルに憧れるという気持ちがなくはないが。地に根付きつつグローバルな視点を持っていたい、というような。「グローバル」は悪？

[D-S-C-H]

気質を分かっているということですね；「脱グローバリズム宣言」

[stranger2ex]

とりあえずブクマ

[zinjoutarou]

資本主義が暴走した先に出来た怪物とその手段がグローバリズム=ナショナリズムならば、それにどう対抗すれば良いのだろうか？身近なところから考えてみようか。

[Dominique-Magne]

政府のグローバル企業への全面的保護は持病抱えながら労働している自分にとっては １０代の頃衝撃受けたサド侯爵の悪徳の栄や共産主義者のパゾリーニ監督のソドムの市が益々現実味を帯びて迫るような。

[yy00610106]

やはりこの人の意見は傾聴に値する。惜しむらくはすぐに特定政治家の個人名を出して攻撃してしまうところか。彼らとてただ強いふりをした、グローバリズムにつぶされゆく卵だというのに。

[bookkeeper2012]

維新の会が「グローバリスト」だっていうのならば、ワタクシも反グローバル主義者でけっこうなのですが。

[repon]

＜人々は、自分たちの状況を悪化させ、関係を引き裂き、それによって利益を得る主体が、単一で自己同一性を持っているという仮定を共有した時、最も強く結びつく＞という人間特性から「脱」する、一つ前のレイヤー