それでもPHPにfinallyが必要な理由

PHP Conference 2012で知ったのですが、PHP5.5にはfinallyが搭載される見込みだそうです。 搭載されるのはいいのですが、昔、「PHPにfinallyはないけどデストラクタがあるよ」と題してfinally不要説を書いたことがあるので、もう少し考察を行ってみたいと思います。自分で自分に反論を書いてるのもアレなんですけど。 ※RFCは追いかけてなかったので、本記事は想像で書いています。ツッコミください。 finally不要説 私が主張した内容を要約するとこんな感じです。 finallyの主な用途はファイルのクローズやDBの接続断などの「後始末処理」である。 後始末はデストラクタで行うこともできる。 PHPではデストラクタの動作が保障されている。（参照カウントによるGC） ゆえにデストラクタを正しく使えばfinallyは不要。 具体例を出すと、finallyのRFCでは例

[tenjuu]

phpの循環参照について。勉強になる

[raimon49]

Weakrefモジュールなんてものがあったのか。

[antipop]

「PHP5.4からクラス内で定義したクロージャは自動で$thisをbindするようになった」おお…

[brtRiver]

なるほど。。

[array08_12]

循環参照の話がためになった

[ghostbass]

finallyがないとopen/connectを書いてるブロック近くに確実に通過するclose/disconnectを書きたいけどそれができないんですよ。あとログとか。

[taketyan]

なんで finally が必要か、というより循環参照に関する問題がいろいろわかって勉強になる / finally は trunk には既に入ってます

[k-holy]

なるほど…最近callableなら何でも受け付ける系のクラス多用してるから、気をつけないと

[l-liroki]

単純にコードの見通しが悪いような