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本の記事 : 小宮山量平さん死去 創作児童文学の理論社元社長 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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本の記事 : 小宮山量平さん死去 創作児童文学の理論社元社長 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
戦後を代表する出版人の一人で、創作児童文学を育てた、理論社元社長の小宮山量平(こみやま・りょうへ... 戦後を代表する出版人の一人で、創作児童文学を育てた、理論社元社長の小宮山量平(こみやま・りょうへい)さんが13日朝、老衰のため死去した。95歳だった。通夜、葬儀は近親者のみで行う。 1916年、長野県上田市生まれ。東京商科大(現一橋大)を卒業後、北海道で軍隊生活を送り、戦後の47年に理論社を設立した。 当初は雑誌「理論」を発行するなど社会科学書の出版が中心だったが、60年代からは創作児童文学の出版に専念。「兎(うさぎ)の眼」の著者灰谷健次郎さん、「ぼんぼん」の著者今江祥智さんなど多くの児童文学者を世に送り出した。 出版界の営利本位的体質に批判的な評論活動も行い「編集者とは何か」など多数の著作を残した。