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コラム別に読む : ベーシックインカム 山森亮さんが選ぶ本 - 山森亮(同志社大学教授・社会政策) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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コラム別に読む : ベーシックインカム 山森亮さんが選ぶ本 - 山森亮(同志社大学教授・社会政策) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
■全ての人に無条件で所得を ベーシックインカム(以下BI)とは、全ての人は生活に足る所得への権利を... ■全ての人に無条件で所得を ベーシックインカム(以下BI)とは、全ての人は生活に足る所得への権利を無条件で持つ、という考え方である。生存権の純粋な形での表現といっても良い。18世紀末に出現した(トマス・ペイン『人間の権利』)。 19世紀半ば以降、労働の不正義の告発と結びついてBIは要求されてきた。J・S・ミルの『経済学原理』(岩波文庫、品切れ)は、労働意欲を阻害せず、また高い労働生産性をもたらすだろうと、BIを評価している。当時の要求のなかでは、社会に必要な重労働の賃金が低いことを批判し、BI導入によって、そうしたいわゆる3K労働の賃金が上がることが希求された。こうした希求は現代まで連綿と受け継がれている。米の「我々は99%である」占拠運動のなかでもこの要求は聞かれたし、日本では橋口昌治が『若者の労働運動』(生活書院・2625円)のなかで紹介する運動の一部で、2006年ごろからこの要求が聞