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梅棹忠夫氏の比較宗教論 - heuristic ways
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梅棹忠夫氏の比較宗教論 - heuristic ways
梅棹氏の『文明の生態史観』をざっと読んでみたが、いや、これは面白いです。氏の自由でとらわれない発... 梅棹氏の『文明の生態史観』をざっと読んでみたが、いや、これは面白いです。氏の自由でとらわれない発想、豊富な旅の経験と鋭い観察に裏打ちされた氏の大胆な仮説形成に、私はすっかり魅了されてしまった。 梅棹氏の理論は、一見アマチュア的で直観的なアイデアにみえる。だが、実はそれは、柔軟で創造的な「思考実験」の産物であり、他者による批判と検証、理論的な修正や精緻化の可能性をあらかじめ想定しているという点で、十分「科学的」なのではないか。 たとえば氏は、「文明の生態史観」や「新世界文明地図」(1957年)で、「世界の比較文明論的展望」に関する大まかな理論的スケッチを描いた後、「個々の比較文明論を具体的に展開すること」を「わたしの義務」であると考え、1965年に「比較宗教論への方法論的おぼえがき」を発表している。この論文での梅棹氏の問題の立て方は、私には、ロンドンで「根本的に文学はいかなるものぞといえる問