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「食料自給率40%」の虚構さえ見抜けぬマスメディアの不勉強|野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道|ダイヤモンド・オンライン
日本のマスメディアは「公衆の番犬」ならぬ「既得権益の番犬」か? 否定されている 競争の思想 「公共圏... 日本のマスメディアは「公衆の番犬」ならぬ「既得権益の番犬」か? 否定されている 競争の思想 「公共圏にただ1つの見解しかない」状況は異常であり、さまざまな多様な意見や見方が存在することこそ正常だ。そして、発言権は、本来は、競争条件の中で獲得してゆくものだ。つまり、公共圏が公共圏になるために必要なのは、競争条件の導入である。 そのためには、最低限、つぎの2つの条件が満たされなければならない。第1は参入障壁がないこと、第2は価格が自由に変動することである。 では、新聞やテレビに代表される既存のマスメディアは、これらの条件を満たしているだろうか。いずれに関しても、「No」と考えざるをえない。第一に、参入規制は著しく高い。テレビについては、地上波であるためにチャネル数が技術的要因で著しく制約されており、典型的な規制産業になっている。 新聞についてこのような技術的制約はないが、寡占状態だ。実
2008/09/29 リンク