最先端癌治療の費用対効果の話題: 極東ブログ

昨日NHK報道に触れて癌医療の話題を書いた。NHKとしては癌治療の最新の話題を伝えるという趣旨から「新治療が期待される」というまとめで終わり、それが現行の臨床にどのような意味を持つかについては言及されていなかった。ニュースの範囲を超えるとも言えるが、臨床との背景でニュースの意味があると言えないこともないのではないか、とも思われた。 癌治療で臨床との関係で欧米で近年問われているのは、保険料や公的補助との関わりである。特に英国では癌最新医療について公的補助が認められないというニュースをこの数年よく見かけた。 「なにが最新治療か」という観点からではなく、「癌の最新治療において、臨床と公的補助はどうあるべきか」というのはやっかいな問題なせいか、日本ではNHKを含めてあまり見かけないように思う。 そうしたなか、Newsweek日本版の今週号に邦題で「癌患者が買うわずかな余命の高すぎる値段」との記事が

[paravola]

「あと15年もすれば、保険料支払いのために現在の1年分の給料に等しい額を稼がなくてはならなくなる」

[houyhnhm]

アバスチンは、アメリカでも認可取消だった筈。心血管イベントの問題でかなり色々な薬剤が再評価されてる。

[jt_noSke]

ふーむ

[aggren0x]

連続していい記事だ。私たちの考えるオーダーメイド医療は、ゲノム情報で個別化しその有効性が期待される人に医療資源を投入することで医療費増大を抑えたいという意味合いもあるのでそこんところもよろしくです

[NXn52ezh8saz9Pq]

"最先端癌治療の費用対効果の話題: 極東ブログ

[taro-r]

抗癌剤の延命効果や副作用は個人差が大きすぎて，エビデンスだけだと判断できない。自分は効くかも知れないとか思うんだよね。効かなかったら切り替えてると思うけど。

[HDPE]

あらゆる治療は延命だとも言えるからなあ

[godmother]

とても良い投げかけ。昨日のリンク記事の白血病治療の新薬にかかる費用で驚いた。ほぼ完治できるとあらば保険適用を切望するが、政治的に社会保障が絡んで凹んだところだった。

[egpehcbd]

難しい。