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「日本人はジョブズを神格化しすぎ」アップルを見続けてきた男の疑問(斎藤 由多加) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
「アップルという会社をロックアーティストに喩えて言うと、あのメガヒット――つまりiPhone――を出す前の... 「アップルという会社をロックアーティストに喩えて言うと、あのメガヒット――つまりiPhone――を出す前のバンドのことをきちんと振り返らないと、どうしてあれほどのヒットが生まれたのか、わからないんじゃないかと思うんです。 アップルは最初からヒットバンドだったわけではない。iPhoneを評価するだけなら、ここ10年を検討すればいいのかもしれませんが、アップルを、そしてスティーブ・ジョブズの存在とは何かを考えるのであれば、今の評価の仕方には偏りがあると思っています。 ところが、日本には、過去の何者かになる前のアップルを知るための情報が、あまりに少ない。だからこそ、いま『林檎の樹の下で』が求められたのではないかと思います」 こう語るのは、ゲームクリエイター、ライターの斎藤由多加氏。あの大ヒットゲーム『シーマン』の生みの親としても有名だ。 その斎藤氏が1996年に発表した『林檎の樹の下で アップル
2017/12/26 リンク