腐食電柱ボキッ、民家の屋根壊す…大阪・守口の住宅街（読売新聞） - Yahoo!ニュース

１６日午前５時１０分頃、大阪府守口市藤田町４の市道脇の鋼管製電柱（高さ１２メートル、直径２２センチ）が根元から折れ、近くの平屋棟割り住宅に倒れ込んだ。 幅２メートルの市道をふさぐように横たわり、住宅の屋根の一部を破損。住宅には３世帯がいたが、けが人はなかった。守口署は、電柱の根元が腐食したとみている。この影響で、約３０戸が一時停電した。 関西電力によると、電柱は１９８２年の設置。中心部は空洞で、鋼管の外側が薄いコンクリートで覆われた２層構造。５年おきに点検しており、２００７年８月の点検時には異状なかったという。 現場周辺は住宅街で、午前７時頃から通勤や通学で人通りが多くなるという。破損した住宅に住む奥谷トシ子さん（６８）は「電柱は以前からやや傾いていた。倒れる時間がもう少し遅ければ、大きな事故になっていたかもしれない」と驚いていた。

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