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イネの収穫2か月に短縮、品種改良が迅速に (読売新聞) - Yahoo!ニュース
種まきから収穫まで半年かかるイネの栽培を、二酸化炭素(CO2)濃度の調整などで約2か月に縮めるこ... 種まきから収穫まで半年かかるイネの栽培を、二酸化炭素(CO2)濃度の調整などで約2か月に縮めることに、奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)のグループが成功した。 新品種の開発が格段にスピードアップできるという。秋田市で開催中の日本育種学会で25日に発表した。 同大の大西孝幸研究員らは、イネの生育を早められるよう培養器の日照時間や温度、湿度を調整し、光合成の原料となるCO2の濃度も大気中より高めにした。 さらに、種子が熟す前に、イネに育っていく「胚(はい)」だけを種子から取り出して次世代を培養する「胚救済」の技術を使い、1世代を約2か月間に縮めることができた。 大西さんは「季節にかかわらず年に最大で6世代を育てられる。品種改良などの研究が進むだろう」と話している。
2010/09/25 リンク