釜石の保育園、移転先に給食室 男性３人が無償で工事 （河北新報） - Yahoo!ニュース

東日本大震災で津波の被害を受けた釜石市の釜石保育園の移転先となっている旧釜石南幼稚園で、花巻市の農業酒勾徹さん（４３）ら３人が無償で給食室の設置を進めている。保育園は「これで子どもたちに給食を提供できる」と感謝している。 ３人は酒勾さんと、大工の飯田義郎ベンヤミンさん（４０）＝東京都品川区＝、元大工の本間フィリップキャッシュマンさん（３９）＝神奈川県葉山町＝。酒勾さんが資材の調達、飯田さんと本間さんが大工仕事などをそれぞれ担当している。 釜石保育園は津波で大きな被害を受けた釜石港の近くにあり、建物は全壊した。３月末で閉園した釜石南幼稚園を運営していた学校法人が無償での移転を受け入れたが、園児に給食を提供できる台所はなかった。３人は同保育園とは縁がないものの、酒勾さんが釜石市の知人を通じて保育園の窮状を知り、その知人を介して飯田さんと本間さんに協力を呼び掛けた。 給食室は幼稚園の事務所

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釜石の保育園、移転先に給食室　男性３人が無償で工事