＜袴田事件＞証拠の衣類５点をＤＮＡ再鑑定へ 地検も合意 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

静岡県清水市（現静岡市清水区）で１９６６年に一家４人が殺害された「袴田事件」の第２次再審請求で、静岡地検、静岡地裁、弁護団による３者協議が１日開かれ、証拠となった５点の衣類のＤＮＡ鑑定を再度行うことで一致した。協議後の会見で弁護団が明らかにした。弁護団の小川秀世弁護士は「鑑定の結果次第では一気に無実につながる可能性がある。大きな一歩だ」と話した。 ５点の衣類は、事件の約１年２カ月後の６７年８月、静岡県警が現場近くのみそタンクから発見したとされる。弁護側は袴田巌死刑囚（７５）の衣類ではないと主張したが、静岡地裁は袴田死刑囚が犯行時に着用していた服で、事件後に隠したと認定。死刑判決の証拠の一つとなった。 衣類には血痕があり、判決では袴田死刑囚が犯行時に負った傷の血だとしていた。鑑定は早ければ８月下旬にも始まるという。弁護団は、鑑定によって衣類に付着した血痕が袴田死刑囚の血でないことが分かれ

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＜袴田事件＞証拠の衣類５点をＤＮＡ再鑑定へ　地検も合意