＜インサイダー取引＞ファンド規制強化へ金商法改正検討 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

金融庁は２０日、ヘッジファンドなどに対するインサイダー取引規制を強化するため、金融商品取引法を改正する検討を始めた。顧客の資金を使ったインサイダー取引など不公正取引が発覚した場合に課徴金の行政処分を科す対象を、政府に登録している「金融商品取引業者」（銀行や証券会社など）に加え、未登録のヘッジファンドやプロ向けファンドなどにも広げる方針だ。 国内金融市場では昨夏、上場企業の公募増資の発表前にヘッジファンドなどが空売りを仕掛け、株価が急落するケースが相次いだ。海外の投資家などから「日本市場でインサイダー取引が横行している」との批判が強まり、一連の調査を進めてきた証券取引等監視委員会は２０日、金融庁などに制度改正を求める建議を行った。 現行規制では、プロ向けのファンドなどは政府に届け出をしておけば業者登録の必要がなく、登録業者に科せられる処分の対象外とされる。 このため金融庁は、処分の適用

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＜インサイダー取引＞ファンド規制強化へ金商法改正検討