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福島第1原発 遠い廃炉 貯水タンク群、拡張の一途 (河北新報) - Yahoo!ニュース
福島第1原発の施設規模が原発事故後、拡大し続けている。廃炉作業で大型の関連施設が次々に新設された... 福島第1原発の施設規模が原発事故後、拡大し続けている。廃炉作業で大型の関連施設が次々に新設された。原発をなくす作業のために、かえって施設が肥大化する裏腹な経過をたどっている。 新設施設は(1)貯水タンク(2)地下貯水槽(3)多核種除去設備(4)貯蔵プールに代わって使用済み燃料を保管する乾式キャスクの仮保管設備−など。 タンクは放射能汚染水をためる。大きさは主に直径12メートル、高さ11メートル、容量1000トン。数は940基に上り、配列されたタンク群は構内を覆い尽くす勢いだ。 汚染水は1日400トン排出され、2日半でタンク1基が満杯になる。そのタンクに代わる貯蔵設備が地下貯水槽だ。最大で縦60メートル、横53メートル、深さ6メートルの7基が設けられた。だが、4月に水漏れトラブルが相次ぎ、東京電力は使用を中止。巨大施設が無用の長物になった。 東電は使用中止を受け、貯水槽の水をタンクに
2013/05/01 リンク