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テロの背景にある構造的暴力に注目を
日本では、テロリズムと言えば、イスラム国や中東などの言葉と無意識に関連しがちだ。メディアは、テロ... 日本では、テロリズムと言えば、イスラム国や中東などの言葉と無意識に関連しがちだ。メディアは、テロリストの所属組織や被害者の人数などを詳しく取り上げるが、テロ行為の犯人の多くが、現地の人だということに注目することはあまりない。つまり、その国に生まれ育った人たちが、なぜテロ行為に走ったかを探る報道が少ない。目に見える直接的暴力だけを分析し、テロの原因となる構造的暴力をあまり視野に入れていない。 構造的暴力とは、平和学者のヨハン・ガルトゥングによって提唱された概念だ。暴力には、戦争やテロなどに代表される直接的暴力と、経済的搾取、貧困、宗教的迫害などの間接的暴力がある。ガルトゥングは、多くの国は戦争に巻き込まれていないが、差別や格差などが社会に浸透しているため、平和に暮らしているとはいい難いと論じた。すなわち、一見すると、平和に見えるが、実際には直接的暴力がないだけの消極的平和である。 テロ組織は
2018/03/26 リンク