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『「恩恵の論理」と植民地-アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制』岡田泰平(法政大学出版局) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『「恩恵の論理」と植民地-アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制』岡田泰平(法政大学出版局) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋ウェブストアで購入 植民地支配は、解放されて独立すれば終わりではない。それをもっとも如実... →紀伊國屋ウェブストアで購入 植民地支配は、解放されて独立すれば終わりではない。それをもっとも如実に感じているのは、歴史研究者だろう。植民地時代を支配された側の視点で書くだけの充分な史料がないだけでなく、多くの史料が植民地支配を正当化するもので、客観的な歴史叙述をする妨げになっているからである。フィリピン人のように植民地支配を受けた者が、自分たちを主体的に描く歴史叙述に苦悩しているなかで、外国人が書くという行為を、著者岡田泰平はつぎのように「あとがき」冒頭で述べている。「外国人である私がフィリピン人を書き表すという本書の営為は、フィリピン人を傷つけるものであると感じている。あらゆる批判を受け止めていきたい」。 本書では、「アメリカ植民地期フィリピン社会を、教育という営為を中心に描きだす」。この「二一世紀の現在に直結する課題」を考察する端的な理由を、著者は「近代植民地主義の評価が現代世界にお
2015/02/17 リンク