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「俺は海賊王になる」と「海賊王に俺はなる」の違いとは? 言語学者が分析する『ONE PIECE』の名台詞にみる“文章術” | 文春オンライン
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「俺は海賊王になる」と「海賊王に俺はなる」の違いとは? 言語学者が分析する『ONE PIECE』の名台詞にみる“文章術” | 文春オンライン
「言いたいことがうまく言えない」「思うように伝わらない」「相手の意図が分からない」……。日本語が母... 「言いたいことがうまく言えない」「思うように伝わらない」「相手の意図が分からない」……。日本語が母語だったとしても、その文法を完璧に理解し、使いこなしている人は少数派だろう。 気鋭の言語学者、川添愛氏は著書『ふだん使いの言語学 ―「ことばの基礎力」を鍛えるヒント―』(新潮選書)のなかで、具体的な例をあげながら、そうした日本語の奥深さを解説している。ここでは同書の一部を抜粋し、人気漫画『ONE PIECE』の名台詞に隠された日本語表現の技術について紹介する。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 日本語の「かきまぜ」はどこまで許される? よく知られているように、日本語の語順は「述語が最後に来る」ということは決まっているものの、「が(は)」「に」「を」などの付く名詞(句)の語順にはかなりの自由度がある。以下に見られるように、同じ意味を述べる文にも、名詞(句)の語順によってバリエーションがある。

