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「異国の人とは分かり合えるのに、なぜ兄弟とは分かり合えないのか」今村翔吾が描いた“人間の不思議” | 文春オンライン
見た目も言葉も違う相手とは、少しずつ分かり合える。なのに、同じ血を引く家族とは分かり合えない。 今... 見た目も言葉も違う相手とは、少しずつ分かり合える。なのに、同じ血を引く家族とは分かり合えない。 今村翔吾さんは、その人間の不思議を『海を破る者』に描いた。(全3回の第2回) ◆◆◆ なぜ元寇の物語に「ウクライナの少女」が登場するのか ――主人公の脇に、今でいうウクライナ出身の少女・令那と、高麗出身の青年・繁が登場しますね。なぜこの組み合わせだったのでしょうか。 今村 一つは、元寇がいかに世界規模の出来事だったかを伝えたかったからです。 モンゴル帝国は一番東側の日本から、一番西側はポーランドまで攻め込んでいる。統治していた一番西の国は今の東欧やウクライナ地域なので、一番東と一番西の地域にまたがっている世界的な出来事だということをまず知っていただきたかった。 だから東と西で土地を追われた人がいる、戦った人がいるということです。 ――現在のウクライナ情勢を受けて考えた設定ではないんですよね。 今



2026/09/10 リンク