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日本国の物流史 ―町飛脚誕生にまつわるこもごも― - 書痴の廻廊
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日本国の物流史 ―町飛脚誕生にまつわるこもごも― - 書痴の廻廊
町飛脚成立の経緯については、なかなか興味深い伝承がある。 折角なので紹介しよう。こんな具合のあらす... 町飛脚成立の経緯については、なかなか興味深い伝承がある。 折角なので紹介しよう。こんな具合のあらすじだ。 元和元年、家康公が豊臣家を覆滅し、大坂が主を失ったとき。幕府は当然、この政治的にも軍略的にも重要すぎる経済都市を諸侯の手に委ねる真似はしなかった。直轄領と為し、再建された大坂城には城代が置かれ、更に旗本から警備の人員を選出し、堅く守らせることになる。 この大坂城御在番中の諸士こそが、意外にも町飛脚成立の鍵となるのだ。 (大坂城) 彼らの任期は通常一年から二年程度で、例外的に長引いたとしても五年を超えることはまずなかった。そのような短期出張だから、家族は当然江戸に残され、単身任地に馳せ向かうということになる。 が、一年というのは存外長い。ましてやそれが大坂のような人情も風俗もまるで異なる西国となれば猶更だ。かてて加えて、当人が新婚の旦那ででもあった場合、単なる心寂しさでは済まされないこと