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『フェルメールの帽子』by 出口 治明 - HONZ
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『フェルメールの帽子』by 出口 治明 - HONZ
17世紀の中葉、ネーデルランドのデルフトという街に生まれ、そこでほぼ一生を過ごして死んだフェルメー... 17世紀の中葉、ネーデルランドのデルフトという街に生まれ、そこでほぼ一生を過ごして死んだフェルメールという風俗画家がいた。18世紀に入るとほとんど忘れ去られたものの、19世紀に再発見され現在では史上最も著名な画家の1人とされている。著者はフェルメールの名画を俎上に載せ、17世紀の世界、いやグローバリゼーションを活写しようと試みた。 20歳の夏、アムステルダムで自転車を買い、低地地方縦断の旅に出た著者は、雨の中トラックと接触しそうになり転倒して泥まみれになってしまう。雨宿りを求めて近くの家のドアをノックした著者は、歓待を受け、デルフトという街の存在を教えてもらう。こうして著者はフェルメールと出会ったのだ。本書の物語は、フェルメールの唯一の風景画「デルフト眺望」(ハーグ、マウリッツハイス美術館)から始まる。そこには世界に対して開かれていたデルフトの河口が描かれているのだ(第1章)。 次の絵は「