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妻子も城も捨てて逃げた"卑怯者"ではない…織田信長に抗う荒木村重が、城を抜け出して向かった"意外な場所"
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妻子も城も捨てて逃げた"卑怯者"ではない…織田信長に抗う荒木村重が、城を抜け出して向かった"意外な場所"
小一郎(仲野太賀)の活躍によって兵糧を断たれた荒木村重(トータス松本)。進退窮まって、牢に監禁し... 小一郎(仲野太賀)の活躍によって兵糧を断たれた荒木村重(トータス松本)。進退窮まって、牢に監禁している官兵衛(倉悠貴)にまで策を求める始末。そして、村重は妻の、だし(山谷花純)に皆の命を救うため信長(小栗旬)に頭を下げるべきだと説得される。 しかし、一度は妻の助言を聞いた村重だが、直前になって怖じ気づいて妻子を残したまま逃亡。こうして有岡城は落城し、だしらは六条河原で処刑されるのだった……。 なんともやりきれない展開は、史実に基づいたもの。しかし、史実でも村重は大いに誤解されている。村重は決して、妻子を残して逃亡したのではない。いや、結果的に逃亡になってしまったわけだが、敗北したのではない。まだまだ戦う気満々だったのだ。 そう、村重にとって、これは戦略的な撤退にすぎなかったのだ。 天野忠幸「荒木村重の戦いと尼崎城」(『地域史研究』114号、2014年)では『信長公記』が「五・六人召列、伊丹

