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点検すればするほどボロが出る…岸田政権が陥った「マイナンバー総点検」という無間地獄 これでトラブルが解決するとはだれも思っていないが…
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点検すればするほどボロが出る…岸田政権が陥った「マイナンバー総点検」という無間地獄 これでトラブルが解決するとはだれも思っていないが…
デジタル庁が立ち入り検査の対象になった マイナンバー制度をめぐる混迷がますます深刻さを増し、岸田文... デジタル庁が立ち入り検査の対象になった マイナンバー制度をめぐる混迷がますます深刻さを増し、岸田文雄政権を激しく揺さぶっている。報道各社が世論調査を実施するたびに、内閣支持率は下がる一方で、軒並み内閣発足以来の最低水準を記録している。 そんな中、政府の個人情報保護委員会が7月下旬、ついにデジタル庁に立ち入り検査に入った。理由は「マイナンバーを巡る情報管理に問題があった」ということで、制度を所管する官庁としての適格性が問われる前例のない“事件”である。国民全員に関わるマイナンバー制度の根幹に関わる由々しき事態と言わねばならない。 「聞く力」をウリにする岸田首相が意を決して臨んだ8月4日の記者会見では、2024年秋の保険証廃止の従来方針に固執し、延期や廃止を求める世論に応えようとはしなかった。さらに、8月8日に発表したマイナンバー不祥事の中間報告では、トラブルが拡大していることが明らかになった