トピックス「労働時間と健康および生産性の関係 科学的なエビデンスに基づく議論を」

労働時間と健康や生産性の関係について、科学的なエビデンスに基づいた政策づくりが求められている。労働時間に関する研究を行う早稲田大学の黒田祥子教授に聞いた。 ─長時間労働と健康や生産性にはどのような関係があるのでしょうか。 長時間労働の是正を巡っては、さまざまな意見が対立してきました。例えば、法規制を強化すべきだという意見に対して、強化しすぎると企業の競争力を弱めてしまうとか、働き方を柔軟にすべきだという意見に対しては、健康を害する可能性が高まるというように、労使の意見が対立してきました。 しかし、このような意見の対立の中で、定量的なエビデンスに基づく議論が欠けていた側面があると思います。労働時間のあり方を検討するためにも、学術的に蓄積されてきた客観的な根拠を示すことが重要ではないでしょうか。 ─これまでにどのような研究がありますか？ 脳・心臓疾患に関しては、長時間労働が発症リスクを増加させ

[haruhiwai18]

"日本の研究では、特許法の改正後に特許に成果報酬を与えるようになった企業の事例を調べたところ、特許申請数は増えたのですが、大きな利益につながる特許が生まれなくなったという研究結果も"　→"成果主義"の実態

[ilovesummer]

なかなか、興味深い話です。

[wkatu]

『週労働時間が50時間を超えたあたりから、仕事の満足度が上がるという調査結果も明らかになりました。いわゆる「ワーカーズハイ」という状態…仕事の満足度が高くても、メンタルヘルスは悪化している場合がある』

[akupiyo]

"週労働時間が50時間を超えたあたりから、仕事の満足度が上がるという調査結果も…いわゆる「ワーカーズハイ」という状態…仕事の満足度が高くても、メンタルヘルスは悪化している場合があるため、注意が必要です。"