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『雪の轍』の凄まじい会話 - そして、人生も映画も続く
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『雪の轍』の凄まじい会話 - そして、人生も映画も続く
去年のカンヌでパルムドールを取ったトルコ映画『雪の轍』が6月27日に公開されるというので、試写を見た... 去年のカンヌでパルムドールを取ったトルコ映画『雪の轍』が6月27日に公開されるというので、試写を見た。監督はヌリ・ビルゲ・ジェイランで国際映画祭の常連らしいが、日本での劇場公開は初めてと思う。 トルコやイランなど中東の映画といえば、西洋ともアジアとも異なる社会や習慣、自然などを前面に出した「辺境の映画」を想像しがちだ。この映画のチラシも、雪に埋もれた世界遺産カッパドキアの建物を遠くから撮ったスチールが使われている。 実際に、この映画はカッパドキアの中にある小さなホテルが舞台だ。ところが映画のドラマは、そのようなエキゾチズムから遠く離れて、むしろ欧米映画の家族もののような展開を見せる。 ホテルのオーナーで元俳優の中年男性は、若く美しい妻と暮らしながら時おり地元紙にエッセーを書いて悠々自適に暮らしている。そこには妹が夫と別れて戻ってきている。ある時、男が車で出かけている時に、少年から石を投げら