銀行救済：オバマ政権の救済策 JBpress(日本ビジネスプレス)

世界的な不況が悪化の一途をたどる中で、バラク・オバマ大統領が救済策の2本柱を打ち出した先週は、転換点となり得る好機だった。 最も議論が戦わされた最初の対策は、大規模な景気刺激策だ。議会で大論争が繰り広げられた末、折衷案である7890億ドル規模の最終案が2月11日に合意に至ったようである。数日中には正式に立法化される見通しだ。 2番目の、そしてより重要な救済策の柱は、チーム・オバマが金融混乱を修復する枠組みだ。ティモシー・ガイトナー財務長官が10日の演説で説明した金融安定化策である。 米国が単独で世界経済を救うことはできない。だが、世界最大の経済が繰り出す2本立ての攻勢は、世界中の投資家、生産者、消費者を襲う不確実性と悲観の悪循環を断ち切れたかもしれなかった。 悲しいかな、その機会は無駄になってしまった。オバマ大統領は、景気刺激策をまとめる主導権を論争好きな議会民主党に委ね、その結果

[pal-9999]

これは外してる。納税者の銀行への怒りを考えたら、一回超厳格に資産査定して、ほとんどの銀行が実質破綻状態にあることを国民の前に見せないといけない。竹中のようにやるなら２～３個銀行監査で潰して公的資金。

[rikzen]

この種の批判も定型化してきた。米国債の金利もジワジワ上がってきたし、落とし所はどこになるのかねぇ。

[Baatarism]

（英エコノミスト誌　2009年2月14日号）

[fujikumo]

<さらに悪いことに、銀行のバランスシートは信用破綻のごく一部分…今の信用収縮は、クレジットカードから住宅ローンに至るまで、様々な債務をひとまとめにして売り出す「証券化」の崩壊によるところが大きい>

[Schuld]

英エコノミスト誌　2009年2月14日号