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MIDIによる純正律演奏のすすめ(第3回)/田向正一
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MIDIによる純正律演奏のすすめ(第3回)/田向正一
前回解説したピタゴラス音律は,純正な完全五度で構成されていますが,長三度や短三度の音が純正でない... 前回解説したピタゴラス音律は,純正な完全五度で構成されていますが,長三度や短三度の音が純正でないため,ハーモニー(和声)向きとは言えません。今回は,ハーモニーに適した音律について話を進めていきます。 ハーモニーのための音律 和音を構成する音の周波数関係が単純な整数比であるとき,純正なハーモニーが得られます。このような考え方で作られた音律を純正律といいます。例えば,ハ長調の曲における主要三和音は,Cコード(C-E-G),Fコード(C-F-A),Gコード(D-G-B)であり,これらの和音を純正に演奏するには,ピタゴラス音律の “E,A,B”の音を若干低めに取る必要があります。これらの音は,前回示したピタゴラス音律の直線上に存在しないので,それぞれの和音が正三角形を成すように“E-,A-,B-”をプロットすると,下記のようになります。 シントニック・コンマ~ピタゴラス音律と純正律の架け橋~ これ