『君の名は。』新海誠インタビュー後編 震災以降の物語／『シン・ゴジラ』との共時性？

新海誠監督が手掛ける映画最新作『君の名は。』。本作は、エンターテインメント性にあふれるアニメーション映画として、新世代のマスターピースになりうると同時に、「2011年以前では決して生まれることのなかった作品」（新海監督）だという。 日本人の価値観を大きく変えた出来事をモチーフの1つに、願いや祈りを物語の軸としたことで生まれた結末。 インタビュー後編では、ラストの決断に至った背景や、奇しくも同年に公開された怪獣映画との偶然についても言及する。（取材は8月13日に行ったもの） ※本稿には、物語の核心に触れる記述があるため、映画『君の名は。』および、小説版を未見の方にはネタバレになる恐れがあります。ご注意ください。 取材・文：恩田雄多 編集：新見直 『君の名は。』は震災以降でなければありえなかった作品 ──監督ご自身は「自然な変遷の中で生まれた作品」と語られましたが（前編）、やはり個人的には、過

[esodov]

震災にインスパイアされてできた映画としてみてしまうと、ちょっと陳腐だし違和感があるからあまり言うべきではないと思うんだが。あくまでタイムリープ要素あるボーイミーツガール映画としてよくできてるわけで。

[sgtnk]

震災、セカイ系、シン・ゴジラ。幾つかのレビューの答えあわせのようなインタビュー

[cider_kondo]

「スタッフが増えた今の制作環境であれば、やっぱり同様の物語になったような気がするんです」は名言。下部構造が上部構造を規定する！

[KAI-YOU]

上映が始まった今だから公開できる踏み込んだ内容となっています！

[amori]

「2016年という穴にはまった」「自分が作らなくても誰かが作っただろう」というのは、名人の仏師が「木の中の仏さんを外に出しているだけ」という感覚に近いのかな。

[adorable]

ああ、やっぱり！答えあわせ的な良インタビュー。おっと、ネタバレだよ！

[jack_oo_lantern]

昔の作品の「君の名は」と無関係というのは驚いた。私も含めて、強烈なイメージを持ってるひと多いはずだから、やっぱりそれをふまえて物語を見てしまっていたので……。想像されることを意識してなかったのかな

[ornith]

自然と浮かび上がってくる時代性。／“これは僕自身の変化のように思う一方で、やはりそれも、僕が生きている時代の変化のような気もします”

[KoshianX]

「ゴジラと君の名は」と「シン・ゴジラと君の名は。」のシンクロニシティか。たしかに時代性の高い作品だったように思うなあ

[hz75hz]

ほしのこえから追っかけてるとつい新海誠の内面の変化、という文脈でとらえたくなる内容だったが、本人は社会や時代との自然な相互作用としてみている、ってとこがすごい腑に落ちた

[yoshi1207]

見たら読む

[Dersu]

「僕がつくらなくても誰かがつくったんじゃないか」 「そう感じたのは『ほしのこえ』と『君の名は。』だけです」

[topiyama]

作家の環境が変われば作品も変わると。

[SasakiTakahiro]

2011年を境にして、僕たちは以前と違う人間になっている。

[s_atom11]

【「君の名は。」ネタバレ】「セカイ系からの脱出」は自分も見てて感心したとこ。ひと昔前だったら奇跡が起きて（眠っていた巫女の力が目覚めるとか）ところを回避したのは変わったなと思った。

[colic_ppp]

いい言葉の選び方。物語を形作る今を生きる身体（やそれに伴う思考）が時代性に抗える可能性があるとするなら、それは強力なメソッド。

[Yoshitada]

新海さん、今回の映画では、いつも以上に饒舌な感があるな。庵野と違って、取材断ってないだけかも知らんが。

[zatpek]

「忘れたくなかったのに思い出せない」モチーフが「忘却とは忘れ去る事なり」と対になってるから、てっきり狙ってるもんだと。//「今はもうない町」の絵を描くというのは、そういう含みはあるだろうなとは思った。

[wintersmoon0418]

ううん、やっぱり震災についてはきになる……

[hanenone]

ネタバレ注意。監督本人にとっても結果的に答えあわせみたいになってるのが面白い、こじつけっぽいけど偶然の産物っぽくもある。

[junnishikaw]

タイトルかぶりの開き直り方が残念。物語という括りなら同ジャンルの過去の著名な作品とタイトル一緒というのはなぁ…。/カワサキ・ゼファーはそれでもこの名にしたいってフォードに金払ってでも出したの思い出した

[paraselene]

登場人物たちが外に向いているのは「自分の制作環境の変化にあるような気がします」と。商業的にも社会的にも外と向き合わなければいけなくなったことは、終焉なのかそれとも成長か。

[ho4416]

ラストが「らしく」なくて未だにもやもやしている

[akihiko810]

前編http://kai-you.net/article/32700