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第4章「関係理論から見た対象、主体、間主観性」は理論的でかつ極めて重厚な章だ。筆者が依拠する関係精... 第4章「関係理論から見た対象、主体、間主観性」は理論的でかつ極めて重厚な章だ。筆者が依拠する関係精神分析がフロイト的な精神分析とどのような点で異なるかについて簡潔にまとめられている。筆者はまずフロイトが誘惑説から欲動説に向かったことで、外傷体験(外的出来事)から本能衝動(心的現実)へと関心が向かったとする。このようなフロイト的な視点と対照的な理論がウィニコットにより提示される。ウィニコットの主張をひとことで言えば、欲動の断念には、まずは母親による充足(の錯覚)が施されなくてはならない。脱錯覚はそれから先に生じるプロセスなのだ、とする。このフロイトとウィニコットの視点の違いは驚くばかりである。 ウィニコットの有名なテーゼ、すなわち「対象は主体によって破壊され、生きのびなくてはならない」は著者によっても取り上げられる。「破壊されながら生き延びる」という意味が特に難しいところだが、著者はこれが治