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放射線防護材:廃ブラウン管で開発 中間貯蔵施設に活用も - 毎日jp(毎日新聞)
ブラウン管を粉砕したくず(ガラスカレット、写真中央)を混ぜ込んだコンクリート(左)と樹脂の防水材... ブラウン管を粉砕したくず(ガラスカレット、写真中央)を混ぜ込んだコンクリート(左)と樹脂の防水材(右)=茨城県つくば市で2012年3月12日午後2時50分、安味伸一撮影 廃棄されたテレビのブラウン管を粉砕したくずを混ぜ、放射線の遮蔽(しゃへい)効果を高めたコンクリートと防水材を、企業2社が開発した。ブラウン管ガラスに、放射線を遮る鉛が含まれていることに着目した。放射性物質に汚染された土壌を保管する「中間貯蔵施設」の囲いなどへの活用が期待できるという。 普通のコンクリートでは、厚さ50センチの場合、透過する放射線量を100分の1に落とす。清水建設(本社・東京)は、コンクリート原料のうち砕石のほとんどを粉砕くずに置き換えた。その結果、同じ厚さで放射線量が200分の1に低下した。強度はほぼ同じだった。 一方、防水材は、防水関連製品を製造販売する「R JAPAN」(沖縄県宜野湾市)が、破砕くずと樹
2012/03/14 リンク