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桜島:「ドカ灰」垂水市に集中 農作物の被害深刻 - 毎日jp(毎日新聞)
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桜島:「ドカ灰」垂水市に集中 農作物の被害深刻 - 毎日jp(毎日新聞)
活発な活動を続ける桜島・昭和火口。連日、大量の火山灰を含む噴煙を上げている=2010年2月14日... 活発な活動を続ける桜島・昭和火口。連日、大量の火山灰を含む噴煙を上げている=2010年2月14日午前9時47分、神崎真一撮影 活発な活動を続ける鹿児島・桜島。昨年は爆発的噴火(爆発)が過去最多の548回を記録し、今年はすでに220回を超えた。被害は北西の季節風の風下にあたる大隅半島の垂水市に集中する。連日のように「ドカ灰」が降り注ぎ、市街地は真っ白。特産のキヌサヤなど農作物に灰がこびりつくなど、深刻な影響が出始めている。【新開良一】 「連日の灰できりがない」。桜島に近い海潟地区のキヌサヤ畑で、米田(めた)昭穂(てるほ)さん(82)がつぶやいた。かつては爆発の度、送風機で灰を吹き飛ばしたが、昨年からそれでは追いつかなくなった。米田さんは灰まみれのキヌサヤの根元を指さし「触ってごらん。これは土じゃないよ」。黒く変色した灰は一帯を覆い、厚さ5センチ以上はある。素手でつかむとザラザラした感触が残っ