日韓歴史共同研究：報告書の内容確認 来年ネット公開へ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

【ソウル西脇真一】日韓両国の学識経験者による第２期「日韓歴史共同研究」の第５回全体会合が２８日、ソウルで開かれ、研究成果をまとめた報告書の内容を確認した。教科書問題を含む今回の報告書は、１０年インターネット上で公開される予定。両国政府の支援で０７年６月から続いた第２期研究はこれでほぼ終わるが、韓国側は継続を日本側に打診しているという。 今回は時代別の３分科会と、新たな「教科書小グループ」で研究が進められた。会合後、会見した日本側座長の鳥海靖・東大名誉教授は「解釈の違いは違いとして認め合い論議するのが歴史の相互認識を深めるということ。その点で今回は意義があった」と総括した。 また、韓国側座長の趙〓（チョグァン）高麗大教授も教科書問題を研究する「土台ができた」と評価した。一方、関係者によると研究の継続について、日本側はまだ態度をはっきりさせていないという。

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『報告書は、10年インターネット上で公開』『両国政府の支援で０７年６月から続いた第２期研究はこれでほぼ終わるが、韓国側は継続を日本側に打診』『研究の継続について、日本側はまだ態度をはっきりさせていない』