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東海イズム:オピニオン アルコールによる社会問題 依存症者の支援研究 実践教育に生かす 健康科学部社会福祉学科 稗田里香准教授- 毎日新聞
成人年齢を18歳に引き下げる民法改正議論は、20歳以上という飲酒可能年齢に対する意識にも関わって... 成人年齢を18歳に引き下げる民法改正議論は、20歳以上という飲酒可能年齢に対する意識にも関わってくる。一方で飲酒による重大な交通事故や事件は後を絶たず、依存症や暴力、自殺など、アルコールが引き起こす社会問題は根深い。私たちはアルコールをどう捉え、付き合っていくべきなのだろうか。長年ソーシャルワーカーとして医療現場で働き、依存症者の支援方法の研究や、若者の飲酒問題に取り組んできた東海大健康科学部社会福祉学科の稗田里香准教授に話を聞いた。【毎日新聞社デジタルメディア局 中村好見】 --お酒を飲むことは良くないことなのでしょうか。改めて、飲酒に伴う危険について教えてください。 まず言いたいのは、私たち一人一人が「アルコールは薬物である」ということをきちんと認識しなければならないということです。20歳以上は摂取できる合法的な依存性薬物です。コカインや大麻、覚醒剤やシンナー、睡眠薬の仲間で、中でも依
2015/04/08 リンク