体質改善は怪我に効かない - レジデント初期研修用資料

「根本的な体質改善」はたしかに大事かもしれないけれど、たとえば怪我をしてまだ血が出ている状況においては、「絆創膏」のほうが役に立つ。 問題の解決には、状況に応じて選択されるべきやりかたは異なっていて、「根本的」な解決というものは、もっと元気になってからでないと意味がない。 変革のありかたについて。 町の風景には意味がある 災害復興について、「委員会」みたいなものが作られて、議論が続いている。こういうところで提案された「画期的な解決」は、たいていの場合なにか別の問題を生み出して、個人的にはなるべく無難な提案に落ち着くといいな、と思う。 町の風景には、そうなった理由というものが必ずあって、変化を求める特別な需要もないときに、たとえば何かの事故みたいなものをきっかけに、一気にそれを変えようとするのは間違っている。どれだけ高邁な思想に基づいていたとしても、根本的な変革というものは、必ずどこかに無理

[tetzl]

なんかもうタイトルがシンプルでかっこよくてズルいと思った

[REV]

健康保険組合がビタミン査定してウェルニッケ脳症つくった故事を思い出した。

[hiro360]

『自分たちの側からすれば、健康保険組合というのは、現場を見ないで数字だけ削る、理不尽な非効率な集団だけれど、現場から見た理不尽さは、裏を返せば違った価値軸で同じ業態を評価できているという証拠でもある』

[soratobi_neko]

コミュニケーション、ヒトを動かすには

[ishikawa-kz]

ここは異論もむろんあるだろうけど興味深い指摘「医療の業界には「健康保険組合」があって、彼らが間に入ることで、自分たち医療従事者が、患者さんから「ボる」のを防いでいる。」

[myogab]

かつて日本は水と安全がタダだとも言われた。そのコストだったものを無自覚に切った。因習として。確かに無駄に見えるものに深い意味があることはある。だが「意味があるはずだ」だけでは「迷信」にしかならない。

[castle]

「必然で人を動かそうと思ったならば「凄いエネルギーをそこに投入します。抵抗は無意味です」とトップが宣言しないといけないし、選択枝で人を動かそうと思ったら、その選択枝がお得であると説明しないといけない」

[xufeiknm]

人が急激な変革を支持するときは、それが自分の望む方向に沿っている時だけだ。

[maturi]

http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yamashita/76.html　名古屋市は、戦災を機に、約280の寺とその墓地を一か所に強制的に移転するなどの荒療治を行い100m道路を整備、大幅な都市改造を行った”　減歩・換地

[Nihonjin]

「小手先の改革」は今までのものを保存する。戻る自由の担保。

[gallu]

相変らずなステキ記事

[shimooka]

変革のありかた

[jt_noSke]

ふーむ

[ERnanchan]

電力の業界にもまた、「健康保険組合」に相当する非効率な組織を被せることで、一定の抑止力が得られるのではないかと思う。＞ 視点が実に面白い。

[taro-r]

保安院は機能しなかった…って話(嘘。でも医療で起きる緊急時…ってどういうのだろう?

[tessy3]

技術を知った人間が回す現場に、杓子定規な、現場を知りもしない人たちが数字だけ追っかけるような事務集団を業界の上に被せるやりかたというものは、非効率なことこの上ないけれど、けっこうちゃんと機能する。

[takets]

レガシーなシステムを移行期間のために残しておくのは同意。 効率化は結果としてタイムアタックみたいな行き詰まりが生じるので、どこか息苦しくなるので。

[Donca]

✔ 体質改善は怪我に効かない